鎌倉後期、
後深草上皇が崩御すると伏見殿で葬礼が行われ、
上皇の遺骨は深草・安楽行院の法華堂に納められた。
後深草上皇以降、
・伏見・後伏見・後光厳・後円融・後小松
・称光・後土御門・後柏原・後奈良・正親町・後陽成
の12人の天皇がここに葬られ、
この法華堂は
「深草法華堂」「深草北陵」「深草十二帝陵」
などと呼ばれる様になった。
つまり、
鎌倉期の持明院統の天皇、
南北朝期の北朝の天皇、
そして室町桃山期の歴代天皇の殆んどは
ここに葬られたのである。