鳳翔館に保存されるものを合せて現存する52体が

国宝に指定されている仏像彫刻は何か?

 

 

 

 

鳳凰堂内部の長押の上の小壁に掛かる仏像は

雲中供養菩薩」52体で、

檜の割矧造(ワリハギヅクリ)、

40~87センチ程の大きさの彫刻群。

 

楽器を奏でたり、

蓮華や宝珠を持っていたり、

立って舞う姿態など雲の上で

供養讃嘆する優美な姿が立体的に表現され、

平安貴族が憧れた極楽浄土の華やぎを演出している。