にも影響を受け、
その住まいから四条派と呼ばれる
流派の祖となった絵師は誰か?
「呉春(松村月渓)」は、
京都の金座役人の子に生まれ、
俗姓は松村で、
20歳頃与謝蕪村に絵や俳諧を学び、
優れた作品を発表、月渓と号した。
父と妻亡き後、摂津(池田)に移り、
同地の古名「呉服(クレハ)の里」に因んで呉春を名乗った。
蕪村没後、京都に戻り、
応挙の作風も取り込んだ
平明で瀟洒な新様式を展開した。
呉春一門が四条界隈に居住した事から
「四条派」と呼ばれた。