琵琶湖疏水の第1トンネルは、

大津市と山科の間の長等山に掘られた。

 

 

 

 

当時の京都府知事・北垣国道は

福島県の安積疎水工事に関わった

農商務省・南一郎平から

長等山トンネルの開削には

 シャフト(竪坑)方式を採用すべき」との助言を得た。

 

水平トンネルとは別に山上から垂直にシャフトを掘り下げ、

水平トンネルのレベルに到達した地点から

水平方向にトンネルを掘り進み、

工期短縮と安全確保を実現した。