その境内にあったとされる高さ80m以上の建造物とは何か?

 

法勝寺(ホッショウジ)は白河天皇が

鴨川の東・白河の地に造営した巨大な寺院である。

 

 

承保2年に着工され

承暦元年に金堂の落慶供養が行われた。

 

金堂の南側にある池の中島に巨大な塔が築かれた。

 

 

平面が8角形の9重の大塔で、

建暦3年に再建されたが、

その時の高さは27丈(約81m)であったと伝える。

 

平成22年、京都市動物園内の発掘調査で、

塔の基礎工事の遺構が発見されている。