明治26・27年に移築された「本丸御殿(重文)」が主要建物として残るが、京都御所北東部の何が移築されたものか?

 

 

徳川慶喜は慶応3年10/24に将軍職を返上し、

12/10に二条城を退去して大坂城に移った。

 

 

二条城は朝廷の所有となり、

太政官代→留守官管轄→京都府庁舎→二条離宮と変遷し、

大規模修復に際して「桂宮本邸」が明治26・27年と2年がかりで本丸跡に移築された。

 

 

大正4年には、

二条離宮で天皇即位式が行われ、

昭和41年、京都市に下賜されて

「史跡元離宮二条城」となった。