排水装置の一つに「【49】水琴窟(スイキンクツ)」があり、

庭園に於ける音響装置の役割を持つ。

 

 

 

地中に、底に小さな穴の開いた

伏セガメを埋め込んで空洞を作り、

そこに滴り落ちる「水の反響」を楽しむ。

 

その音を琴の音に擬えた命名で、

江戸中期頃から庭園に設けられる様になったとされる。