能楽の理論書『風姿花伝』を著したのは誰か?
世界的にも名高い能の理論書『風姿花伝』は、
7編から成り、応永年間に完成を見たとされ、
その著者は世阿弥。
父・観阿弥の遺訓を基にまとめた。
世阿弥は父と共に室町幕府3代将軍・足利義満の保護を受け、それまで物まね主体であった能を
歌舞主体の幽玄能へと洗練させ大成した。
数多くの名曲を今に伝えている。
世阿弥の誕生年には2説あるが、
平成25年が観阿弥の生誕680年にあたり、
世阿弥生誕650年と銘打った公演が実施された。