後に内閣総理大臣にもなった人物は誰か?

 

 

立命館の創設者は、西園寺公望(キンモチ)である。

 

家格は清華(セイガ)家、家職は琵琶で、

公望は幕末維新期に右近衛権中将(ウコンエゴンノチュウジョウ)

に任じられ、尊王攘夷派の少壮公家として

岩倉具視の信頼を得た。

 

維新後は中江兆民と交友を結び、

「東洋自由新聞」の社長となったが、

勅命によって退社。

 

文相や枢密院議長を経て、

明治39年と44年に西園寺内閣を組閣し、

その後は元老として政界の重鎮となった。