言い伝えがある節分に食す魚は何か?
節分とは立春の前日の事で、
季と季の境目には邪気などが侵入し易いとも云われ、
鬼追いの儀式や厄除け詣を行う。
京都の家庭では、
ヒイラギの小枝に焼いたイワシの頭を刺して、
玄関や軒下に立てたり吊るすなどの風習がある。
イワシを用いる起源や根拠の明確な理由は不詳。
鬼は臭い匂いを嫌うと信じられていて、
焼くと匂いのするイワシが用いられる様になったらしい。
節分に焼きイワシを食すのも、厄祓いに因んだもの。
ヒイラギには鋭い棘がある事から「鬼の目突き」とも云い、
鬼祓いの意味を持つ。