R3.2.33 和泉式部「もの思へば 澤のほたるもわか身より…
…あくかれいつる 魂かとぞ見る」の歌碑は何処にあるか?貴船神社の中社・結社(ユイノヤシロ)は、磐長姫(イワナガヒメ)命を祭神とする縁結びの神として知られ、境内に和泉式部が心変わりした夫・藤原保昌(ヤスマサ)との復縁を願って詠んだと伝わる歌を記した碑が立つ。勅撰集『後拾遺和歌集』に記されるこの歌の意は「思い悩んでここに来ると 貴船の川にホタルが飛んでいて、 そのはかない光は自分の身から 抜け出した魂が飛んでいる様です」と云うもので、それに対して貴船の神が「しぶきをあげて飛び散る奥山の滝の水玉の様に、 そう深く考えずともよい」と返歌で答え、式部の願いは無事叶って復縁が実現。以来、貴船の神は縁結びのご利益で篤い信仰が寄せられる様になったと云う。