『光のとこにいて』 | あんがすの独り言

あんがすの独り言

自転車にハマった中年オヤジの独り言です。
50代でランニングにもハマッテます
(*^^*)
只今、癌闘病中。。。

【2023年本屋大賞ノミネート作】

【第168回直木賞候補作】
『スモールワールズ』を超える、感動の最高傑作

たった1人の、運命に出会った

古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。
彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。
どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。

運命に導かれ、運命に引き裂かれる
ひとつの愛に惑う二人の、四半世紀の物語
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読み易い作品でした。
各章毎に主人公(視点)が変わるのもユニークです。
お互い生活環境が対照的ではあるものの
どちらも毒親に悩まされ、、、 

作中に出てくるパッヘルベルのカノンや

三浦綾子の『塩狩峠』

ギュスターヴ・グレイの写真をネットで

調べながら読みましたよ爆笑


最後、あれから二人はどうなったんでしょうね?