【内容紹介】
第166回直木賞受賞作
どんな攻めをも、はね返す石垣。
どんな守りをも、打ち破る鉄砲。
「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、
究極の戦国小説!
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武将ではなく石垣職人が主人公の作品。
この設定でかなりユニークで
以前から読みたいと思っていた作品です
若干ネタバレになるかもしれませんが
京極高次のキャラ設定が面白い
ゆるキャラであるのですが、
コレこそが宰相としてのあるべき姿ではと
思わなくもない。
愛すべき人物です。
今までは、名前くらいは知っているという
程度でしてが、一気に好きになった武将です
終盤、いよいよ
「最強の楯」と
「至高の矛」の決戦!
ここからが熱い!
読んでいてグッとくる
シーンの連発でした
これまたネタバレになりますが、
穴太衆を助ける為に
大津の民達が応援に来るシーンや
天守から穴太衆を応援する
京極夫妻等、目頭が熱くなる様なシーンが
幾つもありました。
そして、塞王の正体が分かります。
これ良かったわ〜
今まで今村翔吾さんの作品の中では
『じんかん』が1番好きでしたが、
この作品は『じんかん』を越えたかも、、、
オススメです