ブルックナー:交響曲第1番/ズヴェーデン | angsyally1112のブログ

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ブルックナー:
● 交響曲第1番ハ短調 WAB101(リンツ版、1866年) (録音時期:2013年6月10-13日:第1,2,4楽章、2012年6月:第3楽章)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指揮)
録音場所:オランダ、ヒルヴェルスム、MCOスタジオ5
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)


ブルックナーは大好きですが、今まで第4番以降しかまともに聴いた事がありません。第1番から第3番迄(他に第0番も含めて)、今回じっくり聴いてみようと思いました。これは、ANANDAに良く合うように思えたからでもあります。私の場合、いつも新しいヘッドホンが、又新しい音の世界を開いてくれるのです。

さて、どの演奏を選ぼうかとNMLのリストで最初の方に記載されていたこのズヴェーデン盤、誠に素晴らしい!
初めて真剣に聴くこの曲がこんなにも魅力的だとは知らなかったです。
第1楽章からブルックナーサウンド全開です。又、軽快な足並みは、後の交響曲にはない魅力です。
第2楽章は、大好きな第6番のスローヴァージョンのように美しい。

第3楽章のスケルツオも後の交響曲のような重々しさのないとても聴きやすい楽章。しかし、迫力充分なサウンドでとても気に入りました。
最終楽章は、ブルックナーの美しい音玉(音魂)が、花火のように夜空に次々と炸裂して、まるで音のお花畑のように聴き惚れます。
こんな素晴らしい曲を未聴であったのは、誠にもったいない事でした。


ヘッドホンは、HIFIMAN ANANDAバランス接続です。ブルックナー&マーラーを聴くのが楽しくなります。