今年11月に決定する米、大統領選挙。

 現職、第46代大統領の民主党寝ボケたジョーことバイデン爺さんと共和党のならず者、トランプ親父の一騎打ちのように語られているが、どっこいニッキーも死んじゃあいない。

 民主党の候補者指名選挙(予備選=プライマリー)は、今の所他の候補者(ケネディ氏等)に風が吹かず、バイデン爺さんで決まりそうだが、共和党次第では’ニッキーの台頭)波乱があるかも。他候補者への乗り替わりも考えらえ、一気に若返りの一戦になるかもなあ~?。

 共和党は、現状トランプ親父の圧勝中だが、今回、ニッキー候補が初めてワシントン州で1勝と気を吐いた。しかし、まだ大きなうねりには至っていないが……。

 

 ところで私は、ニッキー・ヘイリーが共和党最終の大統領候補者になるのでは?、と思っている。

 全米53州の内、コロラド州とメーン州ではトランプ親父の立候補不可の判決が出ている(現在最高裁に控訴中)。

 米合衆国憲法14条3項ー欠格条項(反政府活動)により、全米53州の内、35の州でも提訴されている。訴えそのものが棄却されたのがほぼ半数、残り16州は現在も審議中となっているが、そのうち数州立候補不可の判決が出ると、トランプ候補では民主党に勝てない、となるのではないか。

 そこで共和党の候補者として」浮上するのがニッキー・ヘイリー候補だと思うのだが……。

 

 現、民主党・バイデン爺さんの外交、イスラエルVsハマス、ロシアVsウクライナの対応、共に米国民はもう、うんざりしている。

 内政は高インフレ、物価高で、庶民の生活は圧迫されており、内外共に評判が芳しくないと聞く。合わせて、ふらふらして、足元がおぼつかないのはご愛嬌だが、記憶まで寸断されており、ほとんどボケ爺さん同然の為体。周りがしっかりやっているから、では済まない場合が出て来るぞ。

 

 イスラエルVsハマスの戦闘では、イスラエル・ネタニヤフ首相に圧力を掛けている様な報道も、一方では武器や弾薬を大量に提供(売却)している。

 

 米国・バイデンには、ガザ地区のハマスを除いた穏健なパレスチナ人民に新しい土地の提供(シナイ半島界隈)と、新しい正式な国家建設を主導して欲しいと願っていたんだがなあ~。

 

 実際問題、武器輸出は美味しい商売。 紛争では何時もハゲタカ武器商人が暗躍。

 様々なルートを通じてイスラエルに限らず、ハマス陣営にまで売却しているのだから開いた口が塞がらない。

 その一方で、ガザの難民向け、極少量の食料品を「御為ごかし」でパラシュート供給とは、完全に相反した 政策だ。

 一方、懸案山積のロシアVsウクライナ紛争。地力に勝るロシアが優勢になりつつある、との報道。NATO諸国も盟主米国も他国の紛争故、国民の意識も低下し始め、供給サイドに問題が起き始めているようだ。

 

 世界の警察官を自認した米国の面影が薄れている。

 

 ところで、トランプはイスラエルもウクライナも、他国の紛争、と介入には消極的と伝え聞く。
 

 トランプ親父は、全てが損得勘定優先の商売人。政治家に必須の高潔な倫理観や哲学など爪の先も持ち合わせていない。ヨーロッパ防衛の要、米が盟主のNATO諸国に対しても、「相応の費用を負担しろ」は、政治家ではなく、商売人の発想。この親父、行動の原点は利益のあくなき追求。世界政治を動かすには余りにも信条が貧相、お粗末、と言わざるを得ない。

 合わせて、前回の大統領選挙で負けを認めず、支援者を煽り、議会を襲撃させた世間を震撼させる事件を起こした張本人だ。このような、民主主義を暴力で破壊する人間が大国米、の大統領は相応しくだろう。

 

 もうすぐスーパーチューズデーだ。

 当面はトランプが共和党指名争いの主役だろうが、何れ立候補不可の州が増えるに連れ、共和党本体から見放される事を望んでいる。そうでなければおかしいよなあ~。

 

 ニッキー・ヘイリーに期待したのは真面な政治家らしい発言が目に付くからだ。ウクライナ問題然り(コミットを続ける)。それに、何と言っても若い。バイデンもトランプも齢80歳前後、もうヨイヨイだ。二人には隠居を提言したい。後は若いもんに任せろ、と言いたい。貴方達の出番はとっくに終わっているんだっ!。

 

  世界平和のためにも若く生きの良い、ニッキー・ヘイリーに期待したいのは、私一人ではないだろう。

 

 他の国の話だが、米大統領は我が国にとって最重要案件。それ故、私見をUPした。

 

 共和党・ニッキー・ヘイリーVs民主党・ミシェル・オバマ、その他候補なら見応えあるんだがなあ~。

 

 3/7追記、昨日ニュースで、ニッキーの撤退が発表された。う~ん残念!!。米、民主政治は瀕死の重傷だあ~。