自民党・パーティー券売り上げ還流問題が混迷の度を深めている。安部派、指導的立場五人衆+1名の嫌疑が取り沙汰される一方、志帥会(二階派)までガサ入れを食う事態は自民党全体の支持凋落に拍車が掛かりそうだ。

 二階派、自見万博相に小泉法相は派閥を離脱したことで続投が決まったが……。

 自見大臣はさておき、小泉法相続投にはアレ、レ、レ、レ?。

 ずいぶん昔、犬養法相による指揮権発動が後に総理大臣となった佐藤栄作を造船疑獄の渦中から救い出した(逮捕許諾請求を延期)治外法権?暴挙の記録が残っている。それほど法相の権力は絶大だが、今回、嫌疑をかけられているのは派閥とは言え、今までその派閥所属議員だった人物が法相?。そんなアホな……。

 いくら派閥の力関係とは言えチャランポランが過ぎないか?、余りにもひでェ~対応だアアア~。

 

 横死した安部某の国葬強行に始まり、物価高に苦しむ庶民を無視した円安政策の続行、特定企業(石油元売り)だけへの支援金(税金)投入、米・バイデンに尻尾フリフリの防衛増税等、このチャランポラン男は内政も外交もやる事なす事全て滅茶苦茶。

 一体、何処を向いて政治をしているんだ?。

 狙いは大スポンサーや力のある人達(右翼、大企業、米国etc...)に対して媚びを売り、自民党政権を継続させることで自身の身分(総理大臣)保証に繋げようと涙ぐましい努力は馬鹿馬鹿しくて見てらんない。

 以前からこの御仁を事ある毎に批判してきたが、結局のところ、保身が自分や身内への利益に繋がると言う、実に姑息でセコイ、小人像をこれでもかっ、とばかり如何なく見せつけているわなあ~(笑)。

 

 国家国民のことなどそっちのけの、こんなチンケな輩が総理大臣だなんて、冗談が過ぎるだろう。この御仁は広島県選出の衆院議員だが、地元有権者はどう思っているのだろう?。支持率が全体の2割にも満たない人物を衆院選挙で当選させたのは実に恥ずかしい話だと思うのだが……。

 尤もこの御仁だけでなく、前述の安部派5人衆+1名や、パーティー券の売上代金の還流を受けながら開き直った太々しい不記載の連中は全員議員辞職相当だろう。総額4000万円以上が起訴のラインと言われているが、おかしい事この上無い。一般庶民は、万円単位の脱税(記載漏れを含む)でも当然しょっ引かれる。TVで会見をしていた某議員はたかだか60万円ぽっち。どこが悪いと言わんばかりの認識には唖然とするばかりだ。

 検察が起訴しないのであれば、庶民による検察審査会で起訴すべき事案だ。この場で2回起訴相当になると、自動的に起訴となる。

 検察には、一般庶民より税金の禄を食む連中に対して1.5倍~2倍の量刑で厳格に当たって欲しいと思っているのは私一人ではないだろう。特に国会議員は一度でも法律に違反(軽犯罪を含む)をすれば、終生公民権停止にすると言った強硬な新しい法制度が必要だ。

 

 「政治改革」、この言葉が報道で良く聞かれるが、改革は制度ではなく、国会議員の意識改革だろう。

 

 何れにせよこんなクズ議員を選出したお粗末有権者には呆れる他ない。

 「オラが村の先生」、と無定見に崇め奉る時代は終わっていることに気づくべきだ。国会議員の仕事は国益最優先だが、自益最優先のクズ議員ばかり。そんなカスを選出したのは当該地区の有権者で恥以外何物でもないだろう。

 

 そろそろ選挙や候補者について見直すべき時が来た。代々続く政治屋一家など末代になるほど出来損ないが多くなるの事実も事実。考慮したい。

 

 岸田某の後釜に誰が適任か、ネットの結果を見ると暗澹たる気持ちにさせられる。セクシー議員小泉某や、役立たずの石破某、おまけにテキトー男河野某や、似非右翼のカタリ、高市女史まで、まあ何ともお寒い限りだ。

 かと言って、野党に至っては目ぼしい人材すらいない惨状。

 

 ただ、こういう環境は非常に危険。国民の目を外に向けさせようとする力が働くからだ。

 国債の残高は天文学的数字。もはや解消の方法は戦争でチャラにするしかないのでは……。

 

 政治家にとって自分の財布が最優先、国庫や庶民の懐具合等お構いなし。

 次期総選挙では、少なくとも自公政権を終わらせ、新たに政界再編が行われ、至極真っ当な政治が行われる状況を期待したいのだが……。

 

 有権者の意識改革も当然必要になって来る!。