世間ではハラスメント報道が溢れている。しかし、重要なハラスメント、政治的、社会的暴言、暴挙はお座なりのままで、大きな報道はない。どちらかと言えば、心中の誘発が噂される歌舞伎役者・猿之助のセクハラ・パワハラの報道が多いのに驚くばかりだ。

 「ハラスメントはあってはならない」、なる陳腐でお手軽な、自分所は無関係と言わんばかりの、歌舞伎興行主・松竹のコメントには、使い捨ての役者風情……と言った冷酷さが伺われ、背筋が寒くなった。 一方、年輩の芸能人が語った「芸能界と一般社会を一緒にしては駄目」、には呆れて言葉もない。どうやら、芸能界は治外法権、とでも言いたいらしい。

 昨今、こうした古~い考え方は、体育会系のスポーツクラブでも少なくなりつつあるようだがなあ~。

 

 それはさておき、報道各社は、維新議員による社会公益を損ねる各々議員のハラスメント発言をもっと大きく扱い、糾弾すべきだろう。

 

 毎回お馴染みの維新・鈴木宗男参院議員によるロシア擁護発言は、反対にウクライナ国(民)に対するハラスメント発言になる。

 「G7会場にゼレンスキー大統領だけ呼んで、何故プーチン大統領を呼ばないのか」等、首を傾げたくなるような発言。また、「双方、共に引け」、なる発言はウクライナに対してのハラスメント発言だろう。

 犠牲者を出さない為、なる、一見まともに思える提言だが、ウクライナを侵略しているのはロシア。ウクライナは自国防衛の戦いだ。引け、と言うならロシアに向って言うべきで、ウクライナに戦いを止めろ、は我田引水をはるかにオーバーした暴言だ。

 この御仁のロシア贔屓発言は露骨、放っておいては国益を損ないかねない。税金の禄を食む国会議員、常識外れの発言は社会に悪い影響を与える。

 「理由の如何に依らず、力による現状変更は認められない」、と国連憲章に明記されている。鈴木某のウクライナに対するハラスメント発言は横車押しの介。スルーしては駄目だ。

 

 維新・梅村みずほ参院議員の、バングラデシュ出身で、名古屋出入国管理施設で亡くなった、ウイシュマさん。

 確たる証言、証拠も注①示さず「詐病」だの、「ハンガーストライキ」発言は、死者の冒涜に留まらず、国際的に恥ずべき虚偽発言。

 国会において泣き叫び、何かに取り憑かれた様にヒステリックで、異様、不気味な発言と所作は常軌を逸した凄まじさだった。引くに引けなくなり、反対に大きく出張って自演(熱演)の中に逃げ込んだんだわなあ~。安っぽく、哀れさを誘う自爆行為だが、身分は国会議員。オーバーアクションは、惨めで見苦しいだけだが、社会に悪影響は必至。見過ごしては駄目だ。厳然たる対処が必要だ。

 

 注①:国会で具体的な証言や物証の提示は無い。ヒステリックに泣    

    き叫んだのは、言い掛かりを糊塗するための哀しい自己陶酔

    の熱演だろうと想像する。

 

 最近、記者会見をした笹川大阪府議もお粗末と言うか、信じられない酷い輩だ。

 10年近く前の話とは言え、年下の新人議員に迫る迫る。メールに待ち伏せはパワハラ、性的関係まで迫るメールはセクハラそのもの。妻子持ちの破廉恥な信じられない行状だ。

「すぐ来い」、「やらせろ」、は弁解の余地もないが、それでもTV記者会見に出て来るのだから大した強心臓の持ち主と言うか、それとも本当のバカ、出来損ないなのか、どちらかだろう。

 会見でパワハラとセクハラを認めざるを得なかったとは言え、ここまでの恥っ晒しは見た事が無い。青少年には絶対見せたくないわなあ~。

 

 これが現在選挙で躍進中の維新三ハラトリオ、のお粗末な実態。

 

 少し前になるが、中条きよし参院議員の無知丸出しの年金暴言と言い、党としての規律や管理体制はどうなっている?。問題ありの状況を改善しない限り、残念だが全国区の政党にはなれない。対応が必須だわなあ~。

 

 尤も、自民党の補完勢力で生きて行く積りならこのままだあ~。