先般、岸田政権の異次元?少子化対策の叩き台が発表されたが、端的に言って、「マジか?」、が正直な感想だ。
相変わらず明確に財源を示さない不誠実、無責任ぶりには毎度の事ながら驚かされる。
発表された政策の中心は、少子化への直接的なアプローチではなく、誕生後の子育てに重点を置いた的外れな内容。
少子化対策とは、育児よりも、男女ペアによる出産の促進が第一優先だろう。
「風が吹けば桶屋が儲かる」同様、「育児は支援をするぞ」、は出産後の話で、少子化対策とは別物との認識が無いアホ―ばかりの与野党国会議員が多すぎるなあ~。。
「子供を産んだら育児支援はするから大丈夫」、等幻想を振り撒き、曖昧な話で国民を煙に巻くまやかし手法は自民党伝統のお家芸だ。
第一、生活や育児が大変だから子供を作らない、と言うのは本当?。
昭和の時代、今よりはるかに貧しく生活レベルも低かったが、それでも出生率は今と比べものにならない程高かった。
何故かと言えば、今と違い、まだ将来に夢があった。
100%実現は無理でも政治家が「夢」を語っていた。
一方、今の政治屋は「夢」すら語れない、考えてることは自身の当選だけ。頭も心も貧困な下衆な連中ばかりで心底嫌になる。
選挙対策なのだろうが、一時金さえバラ撒けば内閣支持率は上がるかも知れないが、いきなり出生率が上がるほど今は単純な状況ではない。
頭が悪いおまけに性質(たち)まで悪い与野党全国会議員に、自分の胸に手を当ててもう一度良く考えろ!、と強く叱責しておきたい。。
それにしても、腰が定まらぬと言うか、本気度が感じられない、隔靴掻痒の感。
勿論、出産後の育児支援は当然必要だが、支援があるから「子供を産む」、と言うカップルがどれ程いるのだろう?。
それよりも本質的な部分、「子孫を増やす」、と言う普遍的な思想に直接アプローチすべきだと思うのは私一人か?……。
例えば、国が許可した特別な理由がない限り妊娠中絶は原則禁止とし、ピルやその他妊娠忌避剤も同様の扱いとする。そして未婚、既婚差別なく誕生した子供には国が最大限、手厚く支援をする等、思い切った政策が必要だ。
今、男女のカップルが子供を作ろうとしない本当の理由は何だろう?。
その答えは、「夢」無き将来の日本社会へ対する漠然たる不安だ。仕事や賃金を含む経済環境、教育や治安、社会保障を含む生活環境や国防と言った国幹に関する状況等、安心出来る未来の国家像に向かうロードマップが示されていない。
与野党貧困国会議員が元凶と指摘する理由だが、欲に目が眩んだ頭も心も貧困な連中が少子化を論ずるお笑い。
金権、政治(国政)を私物化した自民党貧困治屋連中、それを阻止せず、役立たずの口先野党貧困議員貴族連中には、「恥を知れ!」と怒鳴りつけたい。
少子化真の原因は、欲深き政治屋(与野党国会議員)の頭と心の貧困だ。
彼らが少しでも国の将来を憂い、国民に寄り添っていれば、今日のこの様な状況は生まれなかっただろう。
夢すら語れず、「今だけ、金だけ、自分だけ」、が標語の自民党政治屋の跳梁跋扈が、健全な社会を歪め、刹那的雰囲を社会に蔓延させた責任の重さを考えろ、と言いたい。
TVも同罪だ。政治屋と結託した今のTVを見るが良い。「下賤なお笑い」か「お手軽バラエティー」が幅を利かせる異常。
一方で、政府からは、憲法違反など糞喰らえ、とばかり政権批判をした番組(YV局)には電波停止をチラつかせる等、脅し紛いの圧力を掛ける悪辣な強権政治が大手を振ってまかり通るデタラメ。
こんな絶望的な政治体制、社会環境下で、若いカップルが子供を産み、育てよう等と考える訳がないだろう。
裕福とは無縁な大多数を占める一般家庭で、まともな神経の若いカップルなら、自分の子供を暗澹たる将来が見込まれる社会へ送り出す様な無謀行為は決して行わない。
一時だけの補助金や支援金でその不安は決して解消されない。岸田政権バカの一つ覚えの異次元は、一限(一回限り)の誤りだろう。
もう一度言うが、
少子化は与野党貧困国会議員、全員の責任だ!!。
今国会で議論のフリをしている「少子化対策」は、何の役にも立たない、単なる「やったふり」のパフォーマンス。レベルが低い貧困政治屋達による目眩しだと指摘しておく。下降スパイラルを止めるには劇的政策が必要なんだよ。
米国の顔色ばかり窺って、役に立たぬ国防計画に費やす巨額の財源を少子化対策・継続的支援に振り向ける事が肝要だ。国民がいなくなった国の国防は必要無いだろう。(笑)