トカレオン(トカゲ&カメレオンの合体語)政党とは、先般党名を「女性政治家48」に変更した「旧N党」の事。

 「you tube」を駆使、良くも悪くも常に世間の関心を煽り?続けるのが生命線の政治団体だが、これが政党と言えるかあ~?。

 

 昨年7月、「国会に登院しなくても良い」、なる党首の極めて不遜、無責任な誘い文句で参院選挙に立候補して当選したガーシー某だったが、昨年暮れから「常習的脅迫」、「名誉棄損」等で、司直の手が迫り始めると同時に不登院の懲罰が決定、国会での陳謝に追い込まれた。

 立花某は、トバッチリを恐れたか、彼の帰国を制止(ガーシー本人による)、窮地に追い込んだ。その結果、体良くガーシー某はお役御免、お払い箱となった。

 立花某は、「帰って来い」、と勧めたと、正反対の発言。どちらかが嘘を吐いているんだろうなあ~。

 おまけに、会見場では報道関係者を相手に、「大した犯罪ではない、帰って来ても実刑は食わない。警察は焦っている」等々、言いたい放題の出放題。これが多額の血税交付を受けた公党・党首の言葉とは耳を疑った。立花某は最初からガーシー某が罪を犯したと認めているのだ。

 党首として、「立法府の人間は法を遵守しrなさい」、と窘めるのが普通だろう。遵法精神の欠片もない不謹慎というよりフザケた輩が公党の党首なのだ、唖然茫然。

 尤も、党首・立花某本人も有罪判決を受け、現在、刑の執行猶予期間中の身。さしずめ「無法松」ではなく「無法立(花)」がピッタリかも……。

 

 この組織は、犯罪者か、または犯罪に関係が有りそうな(予備軍)人間の集まりが特徴だわなあ~(笑)。類は友を呼ぶ、とはこの事?(笑)。

 

 機を見るに敏なN党・党首・立花某。

 トカゲの尻尾(ガーシー某)を切って党勢凋落に歯止めを掛け、タレント崩れ?の若い女子を自分の代わりに党首に据えたばかり。おまけに党名まで変更するとは……。

 「ガーシー某が帰って来ない責任を取って党首を辞任する」、発表には目が点。自分が帰って来なくて良い、と言ったのでは?。もう、支離滅裂だあ~。

 今までもそうだが、背景(情勢)に合わせて党名称をクルクル変える、まるでカメレオンのような一貫性のない無責任な政党。

 完全に有権者を馬鹿にした所業だと思のは私一人だろうか?。

 

 ところで、ガーシー某が国会における陳謝の約束を見送り、帰国しなかったのは本人曰く、「立花党首から帰るな」、と指示された、とばらされたが、これが真実だろう。

 「政治はビジネス」と考える党首・立花某にとってビジネス(自身を含め政党本体)そのものが致命傷を受けることになると判断したのだろう。

 

 「NHKをぶっ壊す」、「NHK・TV放送スクランブル化推進」等、ハナっから出来もしない公約で議員を当選させ、議員歳費は元より、政党助成金をせしめるやり口は、「何処かでよく聞く、あの話」、に似てないか?。

 

 高配当を謳い、一般大衆から資金を集め、当初約束した配当は支払わない取り込み(投資)詐欺の話。

 

 逮捕者は今も後を絶たないが……。

 

 詐欺の手口を「N党」選挙に置き換えると、約束する高配当は、「NHK・TVスクランブル化等」。一般大衆の出資金の代わりに拠出するのは、有権者が持つ「一票」で」お金は必要ない。

 当選した暁には、国庫の税金から議員歳費や政党助成金を掠め取る。これが立花某の考案した「政治ビジネス」の正体。

 約束した高配当(NHKスクランブル化等)は反故にしても(配当を支払わない)も訴えられる事も無ければ、罪に問われる危険もない。

 実際の投資は金銭の損得を伴うが、このビジネスは有権者に金銭的損失が発生しない。投資するのは「票」であって金銭では無いからだ。

 また約束した高配当も、実際に金銭の損失が無いため、配当がなくても裏切られた、騙された、と思うだけで、有権者は抗弁のしようがない。せいぜい次の選挙で抗議の意を示す程度。これでは痛くも痒くもない。

 

 この組織が常に必要としているのは投資詐欺のネタの代わりに世間の耳目を集める訳アリ人物や、トピック。

 司法の訴追を受けることのない実に安全な、「ノーリスク、ハイリターン・ビジネス」を考案したと言える。

 

 勿論、高配当(おいしい公約)を約束して、ほっかむりしているのは「N党」だけではない。多くの政党や当選議員が同様の手口で政治をビジネスにしているのも実情。

 

 「世襲議員」はその典型で、政治家・家業継承は「政治のビジネス化」と言える。

 

 選挙制度の不備や盲点、欠陥を突いた立花流「政治ビジネス」は、問題点を暴き出した半面、話題にさえなれば誰でも、何でもお構いなしで擁立や無理筋の庇い立て。不要になったら即切り捨て、のやり口は、常軌を逸しているように映る。

 

 今回の党名変更と言い、素養に疑問符が付く代わりの新女子党首と言い、世間を舐めては駄目だ、と叱責しておきたい。

 

 結党当初の志、「政治はビジネス」、がそもそも不純な動機。今後の地方を含む選挙において、有権者から強烈なしっぺ返しを受ける事必定だ。

  「NHKをぶっ壊す」、はどうした?。

 最後に。犯罪の容疑が掛かるような人物を擁立した旧N党にペナルティが必要と思うが、一方、約28万人の投票した有権者も如何なものか。
 「自分は登院しない、を公約にしていた」、なるガーシー某や取り巻きの陳腐な反論には、笑ってしまった。
 「自分は法律違反をしますよ」、と言っている候補者に投票した有権者も問題アリアリだ
 合わせて、選挙期間中何の批判もせず、ガーシー某の様な怪異物を作り出したマスコミも同罪。大いに反省が必要だ。