ゲス人議員とゴミ政党(N党)一派に振り回される、国会参院と日本社会。

 まず最初に言っておきたいが、国会議事堂における議員席の名札(立て)がカタカナでガーシーと表記されていたことに驚きを隠せない。国会の権威も地に落ちたもんだなあ~。舐められたと言うか、大アホ―と言うか……。

 

 言わずと知れた参院議員・東谷某(通称ガーシー)のバカげた騒動に振り回される日本アホ社会。

 昨年7月の参院選挙当選以来、一度も登院していない東谷某は、「選挙で掲げた公約を実践しているだけ」、と開き直って嘯(うそぶ)く太ってえ野郎。

 国会法では、正当な理由なくして登院しない場合は除名を含む厳しい処分が下される事になっている。

 個人が選挙で何を言おうと勝手だが、立法府の人間がルール(法律)を遵守せず、踏みにじる行為は許されない。

 党(N党)としての党首会見、政調会長談話もハチャメチャで理解不能。ここまで非常識な政党や議員に税金が支給される不条理は至急改善が必須だ。合わせて、何らかの懲罰も必要だと思うのは私一人ではないだろう。とにかく、同様の事が繰返されぬようしっかりとした対応が必要。

 

 当選前後、本人曰く、「帰国すると逮捕される恐れがある」、との理由でアラブ首長国連邦・ドバイに逃げ込み、you tuberとして著名人の暴露話をアップ、言わば他人のプライバシーを勝手に暴露して顰蹙を買っていた。

 そもそも、ドバイに逃げた理由は、韓国のPOPSグループに会わせる等、口から出まかせで多くの女性から金を集め、そのままトンズラ、日本にいられなくなったらしい。この時点では、詐欺罪を疑われていたが、最近、暴露された側(芸能人や財界、政界他)が警察に相談、現在は常習的脅迫や名誉棄損の嫌疑と言われている。何れにせよ、警察の要事情聴取、捜査対象人物だ。

 一方、党首も2022,威力業務妨害で有罪判決を受け、現在刑の執行猶予期間中だ。類は友を呼ぶが如く、この政党は犯罪者やその予備軍、悪太郎の集まりか?(笑)

 

 N党・党首が、帰国しなくても問題無しの条件で、スカウトしたらしいが、党首自らが国政を玩具にし、国会を貶めた行為は是非とも糾弾されるべきと考える。愚弄され、騙された?有権者にも問題はあるが、「NHKをぶっ壊す」、なる出まかせフレースに乗せられたのも分からなくはない。

 余談だが、出来もしない、あるいは努力すらしない選挙公約を掲げた出まかせ政党には、「N」党だけでなく、ペナルティが必要だよなあ~。

  

 話が少し逸れるが、先日、テレ朝のモーニングショーでゲストコメンテーターの一人が、「逮捕許諾請求は許可しない」、を担保してガーシー議員に帰国して貰い、話を聞いた方が良いのでは?、なる大ボケ発言。これには倒れそうになった。

 

 何故、特別扱いをしてまでゲスの話を聞く必要がある?。法律違反を咎められても、尚開き直った無法者、ガーシー某に何故配慮が必要?、全く不可解、冗談にも程がある。これがTVの一部とは言えコメンテーターの発言。見識無きコメンテーターには退場しろっ、と叱責したい。

 

 参院のルール通り、粛々と事を運べば済むこと。こんなゲス議員や関係者に振り回される国会も、一部とは言えマスコミも本当にどうかしている。

 尤もマスコミは岸田失政隠しのためにガーシー騒動を利用、更に大きくしようとしているフシも見受けられるが……。

 

 これは、一にも二にも国会議員にリコール制度が無い事が原因だ。これをきっかけに、選挙制度そのものを見直すべきだ。

 特に国会議員リコール制度創設は是非求めたい。合わせて不謹慎な事由により処分が下った議員が所属する政党には助成金減額や、繰り上げ当選不可の懲罰を課すべきだ。当然対象議員は一定期間参政権の停止も提言したい。

 今後の国政選挙は全て記名式で行ってはどうだろうか?。不祥事のあった議員に投票した有権者には、次回国政選挙参加を制限(投票禁止)する等のペナルティが必要だ。

 それぞれの立場において応分の責任を取ることが政治に緊張感を生むと言える。

 

 この騒動を是非先々の政治改革に繋げて欲しいと願って止まない。

 そうすれば、今まで「N」党やガーシーに支給した歳費が無駄にならず生きる、と言うもんだ。

 

 政党や議員は勿論のことだが、有権者も自分の一票が生み出す悲劇を目の当たりにして反省すべきはして欲しい。この騒動がより良き民主政治形成へ向かう一里塚となって貰いたいもんだわなあ~。