◆ヴィットリオ広場のオーケストラ | シネマと書店とライブハウス ~ 映画と本と音楽と少し旅 ~

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 喜怒哀楽、今の気持ちに近いのは? ブログネタ: 喜怒哀楽、今の気持ちに近いのは? 参加中

ヴィットリオ広場のオーケストラ [DVD]/出演者不明
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音を楽しむ。


音楽。



音学。


という風に「学」じゃなくて

「楽」という表記で、本当に良かったと思う。



イタリアは、ローマ。


ヴィットリオ広場の周辺には

多くの国からの移民たちが住んでいる。


多国籍な地域。



そこに住む主人公

マリオの耳に風の便り


地元で歴史ある

アポロ劇場が閉館するとのこと。


どうにかして、閉館を止めようと思案。


小さなバンドで

キーボードを演奏しているマリオ。


閃いた。


劇場専属の音楽団を結成させよう。


しかも、ローカルの特徴を

充分に活かした多国籍のメンバーで。



映像作家アゴスティーノと共に

協力して、その計画を実行に移す。


街へと飛び出し、路上でメンバー探し。


おおっ!


なんて、地道な作戦!


果たして、この計画は上手くいくのか?


そして、アポロ劇場は

いったい、どうなってしまうのか?


といった音楽ドキュメンタリーです。



陽気で、楽しい上質な作品。


ラフで、ユルい感じも、また好くて。



メンバー探しも多国籍の音楽団を

結成させるということで、まず言葉の壁に。。


道行く人などに訊いて、辿り着いたのは。


楽器の出来ない

ただのCDショップの店員さん。


みたいな感じで進行。


なかなか笑えます。


なんやかんや、人を介して

やっとこさ、メンバーが集まった。


有名学校で音楽を学んだ者。


自己流のミュージシャン。


楽器は出来るけど音楽とは

関係のない仕事に就いている人。


国籍、人種、言語、職業、バラバラ。


唯一の接点。


それが、音楽。



メンバー揃っての練習の風景も面白い。


その言語の指示だと分からない、とか。


じゃあ、そこは、テキトーに

合わせて、弾いてくれ、とか。


でも、ちゃんと、グループとして

音楽として、徐々に、まとまり出すという。


不思議。



あとは、所々に見られる

異文化の齟齬やお役所の手続きなど。


現実的な移民の問題も垣間見える辺り。


ほど好く、スパイスとして

作品のテンションを保っているみたいな。



あ、もちろん、音楽もイイです。


異国情緒が溢れる感じなのに

何故か、ちょっと懐かしいような気が。


するような、しないような。。


うーん、ポップで、渋い感じです。


そんなわけで、2007年に公開された

異文化コミュニケート音楽ドキュメンタリーなのでした。



今日の音楽の箴言


育ってきた環境が違うから

好き嫌いは、イナメナイ。


by 山崎まさよし