◆容疑者Xの献身 | シネマと書店とライブハウス ~ 映画と本と音楽と少し旅 ~

シネマと書店とライブハウス ~ 映画と本と音楽と少し旅 ~

好きな映画、書籍、音楽と旅の記録を体系的に、まとめる感じで適当に書いてます。索引、映画一覧、製作国別一覧、ジャンル別ランキングなどチェックしてみて下さい。

容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]/福山雅治,柴咲コウ,堤 真一
¥3,990 Amazon.co.jp

エックスジャンプって知ってます?


エックス・ジャパンの『エックス』という曲のサビで

両腕を交差させて「エックス」の文字を形作って

ジャンプするっていうものなんですけどね。


もともとは、ジュディマリのギタリスト、TAKUYAの仲間内で

やり始めたのが、キッカケでファンの間に浸透したんです。


スゴイですよね。なんか。。


そんなわけで、明日からの生活に

全く役立たない音楽プチ情報なのでした。



エックス繋がりということで、今回の作品。



もともとの東野圭吾の読者やミステリー好きの存在。


書籍『容疑者Xの献身』の発売。


評判が評判を呼び、売れに売れる。

ずっと平積みで、目立つように置いてあった気がするな。


フジテレビの月曜九時の枠で

福山雅治、柴咲コウを起用してドラマの開始。


二人の楽曲も使用される。


ドラマ好きの方々と福山、柴咲それぞれのファンが

視聴者となり、原作のシリーズも認知され、さらに売れ始める。


満を持して、映画『容疑者Xの献身』の公開。


堤真一と松雪泰子をメインにして

福山雅治と柴咲コウは、サブ的なポジション。


単体の映画として、楽しめるような物語。


テレビドラマを観ていなかった

映画好きの人々にもその情報が入ってくる。


しかも、主題歌は、柴咲コウ。

そんでもって、劇中歌は、福山雅治。


この一連の流れを個人的にヒシヒシと感じたんですよね。


めちゃくちゃ商業的に上手いシステム。

出版社、テレビ局、映画会社、音楽会社の連動。


この連携プレーは、かなりの相乗効果だ。


もしこれを最初から、全て構想して

プロデュースした人物、または集団がいたら相当なヤリ手だね。


超尊敬です。


というわけで、いつもとは違う視点で書いてみました。


あ、内容は、哀しき数学者の愛の犯行といった感じ。

構成も緻密で、堤真一と松雪泰子の熱演に魅せられます。


悔しいかな、ちと涙腺が緩んでしまった。

あとは、してやられた!という気持ちにもさせられたな。


ここ最近の邦画では、ちょいと抜きん出ているかと思ってます。



今日の音楽の箴言


青い涙が胸につたり

うつろな瞳は崩されて。


by YUKI