東京瘋癲酔人日記 -34ページ目

東京瘋癲酔人日記

夜の街で飲み歩く、私、安吾の日記。

キャバクラ、BAR、居酒屋などで見かけた様々な事柄を綴りながら、自作の小説も発表しています。

 ラセーヌで誕生日を祝ってもらった。

 池袋のラセーヌでは、誕生日の客がいると、通常のショーのあと短い「誕生日を祝う」ショーをしてくれ、誕生日客はステージにあがり、ケーキのろうそくを吹き消し、指名嬢やショーメン達とポラロイドを撮る。
 出たがりの私にはうれしい趣向であるが、かなり照れる客もいるのではないだろうか。
 クリエイトでも、ショーメンが集まって祝ってくれたりする。クリエイトといえば客参加型のイベントが多く、カラオケ大会や昔懐かしいテレビ番組を模した「ほんものは誰だ」等を行う。
 この「ほんものは誰だ」は、番組同様、客を3人ステージに上げ、例えば透明の液体が入ったコップを3つ準備する。2つは水だが、残り一つは日本酒が入っている。これを一気に飲み干し、日本酒を飲んだ客を当てるというものだ。そして、ステージに上がった客や正解した客に「場内無料券」「フード券「ドリンク券」などを配布している
 たまに指名嬢に無理矢理ステージに上げられた客などいて、かわいそうなぐらい緊張していたりするが、終わって席に帰ると、案外楽しそうにしている。
 「役者は三日やったらやめられない」というが、どんな人でも多かれ少なかれ「スポットライトを浴びる快感」という欲求を持っているのかもしれない。「踊りが好き」もしくは「指名が取りやすい」というのもあるが、ショーメン達が、時給の出ないショー練に睡眠時間を削って参加しているのは、この「快感」のせいだと想像している。

 更にバースデーウイークは続く。何軒飲むことやら、、、、、
2f8b7e41.jpg 仕事関係の会議のため、鬼怒川温泉にきている。
車で来たのだが、高速を降りて走っていると目に付くのは、陳腐なアミューズメント施設の看板ばかりで、街に観光客があふれているわけでもなく、閑散としている。客の目が肥えてきた昨今、これでは致し方ないのだろう。
キャバクラで「かわいいキャストいればいいんだろう」という程度の客をなめた発想と同じで、これではリピーターは生まれない。
熱海のように没落していくのか。

 二周年のプラウディア に顔を出す。

 一時期お水からあがっていた某嬢が「やっと私の夢が叶いました」という言葉と共にオープンした店であり、最近の歌舞伎町での「店舗デザイン」トレンドの一つを作ったと言える。
 元々は、中堅からベテランが中心のしっとりした店であったが、すっかり様相が変わってしまった。某嬢も今はなく、オープン当初のメンバーは数えるほどである。そのかわり台頭してきたのが、いわゆる若いギャル系である(ギャル系といっても、ギャル系の子達がいうところの「おねい系」だが)。二周年記念パンフレットに顔をそろえるメンバーも、そういったメンバーだ。
 客層も、遅い時間は若い客が多く、「(金融は厳しくなって、飲めるはずはないのに)あの年齢でどんな仕事をしていると、あんな風に飲めるんだろう」といった具合だ。
 こういったキャストや客の傾向は、歌舞伎町全部に広がっており、池袋も似たような具合である。この傾向を否定するつもりはないが、マナーが悪い客が多かったり、とんでもない接客や営業をするキャストが増えたりしていることも事実である。
 心有る遊び人は、六本木へ逃げているようだ。質の高いキャストも24~5歳の子達はやはり六本木や銀座に移っている。
 私のような身銭で飲んでるサラリーマンは、とても六本木や銀座へ行くこともままならず(接待もするが、六本木や銀座に行ける予算はない)、居心地の良い店を探して、ウロウロすることになる。
 その上、女子給が異常に高騰しており(今時、歌舞伎町でもヘルプに5k出す店も多い)、その結果、セット料金が益々上がっている。歌舞伎町で言えば、MAXあたりがスタンダードなセット料金で、プラウディアは、高価な部類に入ったが、今や、このプラウディアの料金がスタンダードになりつつある。
 飲み始めた20年前とは、世の中におけるキャバクラのポジショニングが変わってきたのだろう。
 一体、何処へ向かっている、、、、、いや、このままこの業態は存続するのか。