六つの小説を書き、そのうち四つを文学賞に応募
2019年、僕は六個の小説を書ききった。短いもので原稿用紙50枚程度、長いもので250枚程度だ。
その六つの中で、二つは完全にボツ。
どんなに暖かな目で見ても、とても人様の前にお出しできるものではない。
そして、二つは小説の形を成してはいるものの、中身はスカスカ。空っぽ。
そして一つはそこそこうまく書けたかなと思えるもの。
そして一つは、今の僕に書ける最高の作品と呼べるもの。
書き上げた六つの作品の内で、なんとか人様に見せられる四つをそれぞれ四種類の文学賞に応募することで2019年の小説家志望生活は幕を閉じ、2020年の小説家志望生活は幕を開けた。
応募した四作品のうち、二作品が二次落選
中身はスカスカであるものの(実際、自分でも驚くほど風通しの良いものが書けたものだと思う)小説の形を成していた2作品はすばる文学賞とフランス書院文庫官能大賞の一次選考を突破した。そして二次選考で落ちた。まぁ、この辺りは予想通り。むしろ、「案外うまくいくものだ」と感心してしまった。
詳しくは以下のブログに書いている。要するに、あまり高望みをしなければ一次選考くらいは通れるんじゃないかって話だ。
すばる文学賞一次通過について
https://ameblo.jp/ango3791/entry-12589278346.html?frm=theme
すばる文学賞一次通過についてもう少し詳しくpart1
https://ameblo.jp/ango3791/entry-12595520144.html
すばる文学賞一次通過についてもう少し詳しくpart2
https://ameblo.jp/ango3791/entry-12595735201.html
フランス書院官能大賞について
https://ameblo.jp/ango3791/entry-12588010974.html?frm=theme
僕はとりあえず「小説の形をしたもの」を作り上げることに注力した。場面設定を詳細に設計し、登場人物の人柄に一貫性を持たせ、伏線を張り巡らせ、全てを丁寧に回収した後で、それなりのラストに結び、最後に無駄を削った。
しかし、テーマなどは無い。入れたつもりも無いし、完成した後の作品を読み返して、そこに自分の無意識が勝手に何かしらのテーマを織り成してはいないだろうかと淡い期待を込めて探してみたのだが、もちろん、そんなものが偶然生じるはずもなかった。
お弁当選手権大会に例えるとするなら、僕は空っぽのお弁当箱をエントリーさせたことになる。それは、空っぽだけれど一見すると、ちゃんとしたお弁当なのだ。
まぁ、ここまではいいとして、問題は、タイトルに挙げた件だ。
四作品のうち、一作品が一次落選
そこそこうまく書いたつもりのものがなぜか一次落ちしている。
作品と文学賞の相性次第では大賞をとることもあれば、一次で落ちることもある。中村文則さんなどはその典型例だ。
しかし、僕の作品には「クセ」が無い。だから、賞は取れないまでも、一次落ちするはずは無いのだ。そもそも、そこまで僕の文章や作品の調子にオリジナリティーは無い。
そういうわけで、僕は一次選考落ち(実は、初めての経験だ)した理由を具に分析しようと覚悟を決めた。
覚悟とは裏腹に、一次選考で落ちた理由はものの三分程度で判明することになる。ただ単に応募規定を満たしていなかっただけの話だった。
表紙に400字詰原稿用紙枚数や、生年月日、表題等を明記し、作品は二ページ目から始めなくてはならなかったのだが、その表紙をつけ忘れていたのだ。
このことに気づいたとき、僕は思わず笑っていた。まだまだ余裕がある様だった。これからも小説家を目指してコツコツと書いていく。
この作品はまた別の文学賞に出すとしよう。
四作品のうち一つは、一番の自信作
一番うまく書けた(気がする)作品について
発表は11月だ。もし、この作品の名前を今後、耳にすることがなかったとしたら、あなたは、この世界のちっぽけな悲劇を一つ、知ることになる。
そうしたら海かどこかに行って、街を見渡し、この世界のどこかで深刻に落ち込んでいる小説家志望がいるのだと思って欲しい。少しは心が軽くなるんじゃないかな?
プロフィールと記事の最後に、すばる文学賞の一次選考を通過し、二次選考で落選した作品のURLを載せておく。「一次選考は通過するが、二次選考で落選する」という作品がどのようなものなのかを示す資料になるからだ。
世の中には数が少ない、というだけで価値を持つものがある。
僕の小説がそうだとは言わないけれど、資料としてなら、希少価値があってもいいんじゃないかな?だって、そんな作品、世の中にあまり出回ってないでしょう?笑
https://www.amazon.co.jp/C%E5%9E%8B%E3%81%AE%E8%A1%97-%E6%96%B0%E5%B1%B1%E5%81%A5%E5%90%BE-ebook/dp/B0871XD9C3
それと、youtubeでちょっとばかし好きな小説について語ってみる、というのを初めてみました。もしよろしければご覧いただければと思います!
ラスト一点。最近はnoteにて記事投稿しておりますので、興味が出ましたら是非!
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!