「牛頭〜!待ってたで!なにしてんねん!遅いっちゅーねん!」
「すまんすまん💦ほれ、わし、フェリシモで在庫管理任されとったやろ?ほんで、ちょっと本社工場残っててん」
「そんなん知らんやん!お前が来るのん遅いさかい、ワシら、某・仲の悪い漫才師みたいに思われてたんやで」
「分かった分かった、どうどう」
「どうどうて、ヒトをウマみたいに落ち着かすな!あ、ワシ、馬や!とにかく、この家のルールを説明するさかいよお聞いときや」
「よっしゃ、頼むわ!」
「ええか!まずはココが風呂場や!この家は抜け毛が気になる人が約1名おるさかい、排水口までしっかり洗うんやで!」
「よっしゃ、分かった!」
「消灯は深夜0時や!それ以降起きてると、ボンさんに叱られる!」
「了解!」
「ご飯は毎日キリシタンのオッチャンが作ってくれる!掃除はボンさんや!たまに仕事の都合でボンさんがご飯作ることもあるけど、正直いうてマズい!けど、マズイいうたら地獄行きや🔥もしものときは、オッチャン式に『まるこさん、優しい味ですね』言うんやで!」
「こ、この玄関にあるビリビリの貼り紙は…?」
「これは戦いの証や。この家ではなんべんいうても鍵をかけへんオッチャンがいてる。その戦いの歴史がこの貼り紙や!」
「あれ?ほんで、この人は…?」
「ビックリしたらアカンで!実はお前には内緒にしとったけど、実はさいぜんのオッチャンとボンさんは信じられへんし信じたないねんけど、夫婦やねん!ほんで、2人にはセガレがいててやな、そのセガレの最近のお気に入りがこのカエルやねん。ほんでこのカエルさんはな、先月、松竹芸能のビックリツカサ兄さんがくれはった(おそらく1990年代に昔の彼女とUFOキャッチャーで取ったであろう)カエルや!セガレは毎日これと寝てる!」
「なるほどな!」
「ええか!とにかくこの家ではぬいぐるみのフリして暮らすんや!そやないと、末法世界やで〜!」
ラジャー🐴🐮