地元福岡に帰省しても最近は必ず釣りをしておりまして、今回は遅めの冬休みを取って鯛を狙いに行きました。

特に今回は最近釣りを始めたという中・高の同級生のHも一緒に行くということで、道具は2人分。
楽しみで仕方がなく、一つテンヤ用のタックルとタイラバ用のタックルを2本ずつ入念に準備。


すると、直前にまた同じ同級生のMが参加したいとのことで、思ってもみなかった僥倖にテンションは上がりまくりです。


餌は活きた海老です。

前回は宗像大島沖でアタリが終始絶えないほどの楽しい釣りをさせてもらいましたので、期待度MAXの出船です。

が、、、天気は大雨で、風はそこそこながら、とにかく寒いというバッドコンディション。

それでも釣況が良ければと願いつつ、向かったポイントは日本神道における最高神『天照御大神』の弟『須佐之男命』の3人の娘『宗像三女神』のうち『田心姫神』が祀られている『宗像大社沖津宮』のある『沖ノ島』の沖合です。

元寇襲来時には神風を吹かせて日本を二度にわたって守り、この沖ノ島から目視できるほどの沖合で行われた日本海海戦ではロシアのバルチック艦隊をほぼ全滅させるという、ご利益ありすぎの肝っ玉女神です。

島全体が御神体というので、是非とも手を合わせて釣行安全と爆釣祈願をしたいところでしたが、、、霧で全く見えませんでした(。>д<)

という死亡フラグが立ちまくりの中、まぁ良い釣果は望めるわけもなく、水深75m前後を上げ下げするだけの修行状態。

探見丸の反応も皆無。

比較的底の取りやすいタイラバの方が初心者のHとMには良いと思っていましたが、これでは退屈で仕方ないはず。
前日花見で二日酔い気味うえ、ほとんど寝てないHはキャビンへ撤退。

Mは一つテンヤをやってみたいというので、自分と同じだけ糸を出してもらうように指示し、ベタ底だけを狙ってもらいます。

大粒の雨に打ち付けられながら辛い時間を過ごした後、船首でジギングをしていた人が、なんと50cm弱のアマダイを釣ったり、大きなアヤメカサゴを釣ったりでほんの少し魚の姿が見えるようになって来たところで、自分にアタリ。

釣れたのはなんとkg弱のキジハタ(^-^;

写真がこれしかない・・・。
まあこんなやつです。

第二本命と目していた魚だけに嬉しいのは嬉しいのですが、、、そっちかい!的な感じは否めず。
その後、盆栽のような立派なサンゴとともにMがアヤメカサゴを釣り上げ、これで鯛の活性が上がれば良かったのですが、、、。

探見丸には89cmとか75cmとかの大物が映るようになり、群れのような反応も出始めます。
が、誰も掛けられずという状況が続きます。

そんな中、また船首の人がタイラバで2kgくらいの真鯛を釣り上げました。

戻ってきたHに
「アタったのタイラバやぜ、頑張りぃ!」
とハッパをかけますが、その後も反応はあれど食わずの状態が続き、自分にキジハタ、カサゴ、アヤメカサゴ、Mにもカサゴと根魚ばかり。

最後にはミニマダコというオチで沖上がり。

真鯛の産卵期のノッコミの大釣りにも期待大だっただけに、打ちのめされた釣行となりました。

せめて、同級生二人には楽しい思いをしてもらいたかったのですが、またリベンジに付き合ってくれることを願いつつ、それでもこのメンバーでの釣りが実現したことについては嬉しい思い出となりました。



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