昨年より鬼カサゴ、アカムツなど中深場専用ロッドを特注したいという願望がありまして、ついに今年それが実現いたしました。

製作依頼したのはコテツさんに紹介していただいた、

ロッド工房 FiRoSSA

主に高密度の最高級グラス素材やCBS(カーボン重複合ソリッド素材)を使ってのオリジナルワンピースグラスロッドをカスタムメイドで製作しています。

今年のフィッシングショーにも出品していて、細糸での総巻きや金・銀箔、シェル装飾など美的・工芸的要素も強い職人気質の工房です。

さて、今回求めたスペックは長さ200cmで7:3調子、150号および200号の錘の使用を想定し、そのいずれの場合でも調子の変化が少なく、かつ魚が掛かった時に十分な柔軟性を発揮し、更に魚を浮かせる張りの強さも兼ね備えたスペシャルな竿という贅沢な内容でしたが、それがCBS素材ならばかなり幅広く対応できるとのです。

いちいち前置きが長くなりましたが、出来上がったロッドがこちら。

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負荷テスト。
150号

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200号

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ご覧の様に調子の変化が少ないことがわかります。揺すってみるとその柔軟性を感じることができました。


グリップはホワイトのラバー素材。

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シェル装飾がとても綺麗。
ガイド周りはシブ銀で控えめながら細かな装飾が何とも言えません。

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全体の色は紫紺をメインに大学時代のラグビーのユニフォームをイメージした配色を指定。

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バッチリ、ジャストな仕上がりですね。

そして、特長的なのがバットから5番ガイドまでグラデーションがかかっていることです。
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竿が曲がる点の付近から完全にホワイトになるようになっています。

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この完全オリジナル感がたまりません(⌒~⌒)
あとは実戦でどれだけ使いこなせるかですね。

名前どうしようかな~。


素材の性質上、イカブリやカモシのヒラマサ・マダイ、遠征五目などにも使えるそうなので、これからバンバンいろんな釣りに使っていこうと思います!


まずは来週、アカムツだぁ~っ!o(`▽´)o