先日波崎で釣れたデブサバ。
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釣った直後に血と内臓を抜いて、キンキンに冷えたクーラーへ。

これはアジやサバ、イカなどに寄生しているアニサキスを意識した対応です。

それを帰ってからシメサバにしました。
腹を開くと、エラ側から内臓を引っこ抜いたため、内臓が少し残ってました。
吉祥寺の魚屋では内臓が入ったまんまのサバを〆サバ用として売っているので、大丈夫だろうと思い、

砂糖で締めて、

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お酢に漬けて締め、

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翌日に食べました。

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それはそれは大変美味しゅうございましたが、夜中になって激しい胃痛とともに、胃液しか出てこない嘔吐。下痢はしません。一晩中のた打ち回って、とりあえず会社に連絡をして休みを取得。ウィキペディアで調べたら、アニサキスによる食中毒の症例と完全一致↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%B9

病院が開く9:00まで悶々としながら過ごし、最初の病院でやはりアニサキスによる食中毒の疑いが高いと診断されました。

しかし、当日のその病院では内視鏡(胃カメラ)による処置ができず、セカンドオピニオンで他の病院を紹介していただき、人生2回目の胃カメラを飲む。
胃の中のリアル映像でアニサキス3匹を発見。
アニサキスがいた場所は炎症を起こしていました。
こりゃあ痛いわ・・・。
内視鏡の鉗子で摘んで退治。

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担当医も初めての経験だったそうで、一緒にガッツポーズ。

今回はDフォレの不注意によるところも大きいのですが、取り切れずに残っていた内臓がかなーり怪しいです。調理の過程に問題は無く、本来の塩締めやきつめの酢で〆てもアニサキスは死なないそうです。担当医が、「胃酸で死なないんだから、塩や食用酢程度で死ぬわけが無い。」とのこと。
対処法は「よくよく噛んで食べることだね。」とのこと。

でもしばらく自分、〆サバ食いません。完全にトラウマです。
福岡では生のサバを醤油とみりんとゴマで和えた、「ごまさば」という料理があります。そういえば、食べられるのは秋だけだったような気がします。サバの個体差でたまたまアニサキスが多かった個体かもしれません。

今回は一応用心していてもアニサキスにやられた例です。真夏という季節も関係しているかもしれません。皆様、くれぐれもご注意ください。