アングラガーマンのおしなべてすべからく釣りブログ-110116_0644~01.jpg

予報が二転三転した先週。
大時化予報が少し好転したところでの出船となりました。。

今回のマハタ五目は初めての釣りということで、釣り方・仕掛ともに指導して下さったオロチ兄ぃを迎えに行き、大原港へ。

AM4:30大原港到着

船釣り部の皆さんが続々と集結し、総勢10名。加幸丸に乗り込みます。

この時の港はほぼ無風状態でしたが…

港を出ると西風がビュウビュウ吹いています。
因みに大原中のショウサイフグ船は出船を諦めたとか。その風に乗ってポイントへ。艫に集まって談笑しながら30分。どんどんウネリが大きくなり、横波で船がグラグラと左右に揺れます。

船が止まってクジで決まった釣座に移動。

左舷ミヨシから
自分
TEAM OROCHIさん
kunchanさん
ranさん
竿頭さん

右舷ミヨシから
ちちぼうさん
アセイさん
うみ猫さん
洗いぐま美さん
ぐっどりばーさん

ミヨシ1番がこんなに嬉しくない日はありませんでした…。

釣り開始直後はしばらく沈黙。ポイントはゴッツゴツの岩礁根で、底を1.5m切るよう船長からの指示。水深が変わる様子も随時アナウンスしてくれます。

間もなく、今年は何かを持っているranさんが2kg級の本命マハタをゲット!歓声が上がるもその後マーライオン化で戦線離脱。。
続いて、うみ猫さんが1kg弱ながら本命をゲット。やっぱり何か持っているうみ猫さんだけに2kg級のヒラメまでゲット。
kunchanさんも根性でヒラメをゲット。

30分毎くらいで流し替えするものの、ミヨシ側沈黙。イワシに付いてる傷は孫針を刺した跡くらいなもの。
おまけに9tの船のミヨシ1番は3mの波でドッタンバッタン!係留ロープを巻くための杭に体を寄せ付けながら必死にバランスを取り、仕掛けの位置をイメージするも、無理!
食い気も最悪なので、果敢にベタ底を探りますが、ちょっと油断したりウネリでヨロけると千葉県が食います。錘3個ロスト。オロチ流ハリスまで失います。

広く海原を見渡すと18m/s吹いていたという暴風で白波だらけ。雪が舞い、海から立ち上った水蒸気と一緒になって海面を這うように吹き付けます。凍り付くような寒さ。
手がかじかんでハリス交換もままなりません。

仕掛けを上げると鰯が空を飛んでいるかのごとくなびきます


大学の先輩の乳…いや、ちちぼうさんのオニギリの海苔も艫側にぶっ飛んで行きました。

もはや無理と判断した船長が岸寄りのポイントに船を大移動させます。これで本命を得るチャンスは更に無くなりました。

しばらくは手持ちでがんばりますが、船中をざっと見渡すと置き竿でぐったり者や空席になった釣座も。オロチ兄ぃは外気よりも温かいバケツの中の海水に両手を突っ込んで動きません。

洗いぐま美さんはwill-fitやってるつもりゴッコをやっています。

時刻はAM10:00

もう帰りたいよぉ~。

時々海水に手を突っ込みながら最後まで頑張ったものの、AM11:00沖上がり。
若干の早上がりになったものの、よくここまでやれたものです。
結果
船中本命:2匹
ヒラメ:2枚
魚を釣った人:3人+1人(アジ)
総勢10名でこれでは話にならなかったですね。

船宿でいただいた豚汁の温かいこと。
お通夜の後の食事会みたいな雰囲気の中、船長の弁明。

いろいろおっしゃってましたが、要するに風波のせいで本来のポイントに辿り着けなかったそうです。

つまりはいつもより全然手前の釣れたら良いなぁ的なポイントでやらざるを得なかったということでした…。

自分自身の言い訳にもなりますが、それに加えて外道の食い気まで乏しい状況じゃ為す術はありませんね。

またリベンジ種目が増えてしまった…合掌…チーン。