海正丸は昨年シマアジでお世話になった船宿ですが、1月~2月のシマアジ禁漁の時期はヒラメや鬼カサゴに出船しているとのこと。

土曜日の予約人数は2人と連絡が入り、大名釣り状態。

女将「うちは初めてですか?うちの鬼カサゴは大丈夫ですか?」

「シマアジで2回行ったことありますし、鬼は何回もやってるんで大丈夫です~。」

この時、言葉の意味を履き違えていたのがわかったのが出船後。。。

AM6:00出船

「船長~餌はどこですか?」

「これから釣るんだよ。」

「へ?」

「サビキ持ってきた?」

「ああ…、あります、あります。」

たまたまタックルバッグに入れていたハゲ皮サビキがあったので事なきを得た。
(ライトウィリーにでも使おうかと取っておいたやつ。何で今日入っていたんだろうね。)

そうか、女将さんは海正丸での鬼カサゴの経験を聞いていたのか…そういや答えた後に一瞬間があったなぁ。なんて思いながら昔秋田の上州屋で買ったハゲ皮サビキを取り出してみると…。

胴突き10本針。。。

5本針2組かと思ってた…。
これしか無いので、とりあえずそのまんま80号付けて投入。

とりあえず20匹くらい確保したが…。
船長~。いつまでサバ釣るんですかぁ~?

船長が捌いて身餌を作ってくれるかと思いきや自分でやるみたいで、まな板とナイフでサバ短を急いで作った。

出船から1時間(7:30)
やっと鬼のポイントへ。

深さは120mくらい。

錘120号の指示で落とすと潮が速過ぎて無理。150号にしても浮きまくり。結局200号にしたら漸くトーン…、トーン…と底が取れるようになったが、舷から払い出しの流れにしても相当錘が浮いてるな…という印象。
なので底引きするくらいのつもりで竿を揺れに合わせて上下させ、錘のキープにつとめる。

が、鬼開始1時間は閑古鳥。

AM9:00頃になると速潮が収まって、糸が真っ直ぐ立つようになった。

底立ちを意識しながら海底の形状の変化に気を配る砂地に点在する根。
岩場や窪みになったら誘いを入れる。

そうした中でミヨシの常連さんから順番に船長、自分と1匹ずつゲット。
30cmくらい。
$アングラガーマンのおしなべてすべからく釣りブログ-110108_0938~01.jpg

小さいよね~。

その後はピタリと潮が止まり、元々少なかった外道もサッパリと来なくなった。

AM10:00

またじ~っと集中して底の形状を感じる。
錘がコツコツとなる。岩場だ。
底キープさせていた錘の重さがズ~ンと感じられ、クラッチを切る。穴だ!
底に着いたと同時に

うりゃあ!誘え!

…。

グン!

うりゃあ!合わせろ!

ググン!

上がって来たのは少しだけサイズUPした鬼ちゃん。
$アングラガーマンのおしなべてすべからく釣りブログ-110111_0219~01.jpg


その後サバが回りだしたので、ポイント移動。

深さは150mくらい。

それからサバ祭り開催。

仕掛け落ちません。6投して全部サバのパーフェクト。

「船長~!無理っす!」

さすがにポイント移動したが、間もなく終了。

渋々~な日でしたが、顔が見れたから良しとするか。

船宿でカレーうとんを食べながら女将さんのシマアジに関する熱い話を聞く。

聞く。

聞く。

もう一人のお客さんと顔を見合わせながら。

聞く。

結局1時間帰してくれなかった(笑)

またシマアジ始まったら来ます。