#197 レオパ飼育設備の増築 &ダイソーケージ改造 | Gallery Angled X

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今後の飼育個体増加を見越し、

 

我が家のレオパ、ニシアフの集合住宅「メゾン・ド・モドキ」の

 

増築工事を行なった。

 

増築対象は、「メゾン・ド・モドキ」別館。

 

 

現在はレオパx1、ニシアフx1の2世帯。

 

2部屋x3階建ての最大6世帯まで増やせるスペースが確保してある。

 

今回はこの2階部分の増築工事を行なった。

 

この別館の設置スペースは、

 

45cm(W) x 45cm(D) x200cm (H)のメタルラックの一部を使用している。

 

棚板を追加すれば増築は容易だが、棚板1枚追加するだけで

 

ラック全体を分解並びに配線類を再配置しなければならず、

 

手間かつ、棚板のコストが高い。

 

さらに、このスペースに収まる希望通りのサイズの既成品も存在しない。

 

そのため、今回は爬虫類ショップで見かけたブリーダーズラックを参考に、

 

材料を集め、イチから組み立てることにした。

 

以前より材料集めだけは先行していたため、今回は家にあった端材などを用いた。

 

用意したのはM10のロングボルト1m x 2本

 

M10のナット、袋ナット、ワッシャー。

 

これらはホームセンターで調達。

 

M10のロングボルトはホームセンターのカットサービスで47cmにカット。

 

棚板はポリカダンボール、梁は桧仕上げ材(900mmx20mmx10mm)。

 

棚板と梁の素材は家にあった端材をサイズに合わせて断裁。

 

材料費は3000円以下で済んだ。

 

 

上記の素材をこのように組み、2セット作成。

 

 

 

 

棚板を入れて完成。

 

 

メタルラック内に搬入。

 

 

2階が完成。

 

通風ファンは背面から当てる方式に変更。

 

1階のケージのフタは、マグネットで固定+水を入れたペットボトルで

 

脱出防止対策を施していたが、フタと2階の棚板の隙間を約1.5cmにすることで、

 

ペットボトルの重しが不要になった。

 

フタと棚板の隙間は、万が一蓋が浮き上がっても、

 

生体が脱出できないギリギリの隙間かつ、メンテナンスに支障の出ないところを取った。

 

メンテナンス性向上のため、今後、後付けの可動式ストッパー(つっかえ棒的なもの)などの導入も考えている。

 

 

棚板は、上下からナットで挟んで固定。

 

棚板の高さはナットを緩めれば簡単に変更可能。

 

ミリ単位で高さを変えられるため、微妙な調整や水平などが出しやすい。

 

棚板はポリカダンボールを2枚重ねにしている。

 

断熱性と採光性を考え、ポリカダンボールを採用した。

 

シェルターなど重量物が入った場合、撓む可能性もあるため、

 

場合によっては追加で中空部分に鉄芯を入れて補強する予定。

 

既製品のシステムラック等と異なり、

 

棚板の素材、厚みや幅、奥行きなどを自由に設計でき、かつ低コストなのが良いところである。

 

 

次に、ダイソーの透明ケースを使用した飼育ケージの作成。

 

今回はフタの固定方法を従来のマグネットから、掛金に変更した。

 

 

 

 

掛金は強力両面テープで固定し、さらに上から紫外線硬化タイプの接着剤を盛って補強。

 

部品が大きく、観察時にやや目障りなのが難点だが、マグネットよりも確実にフタをロックできる。

 

 

1階と2階の配置は、メンテナンス性を考慮し、1階をやや前方にオフセットしている。

 

これから季節も変わり、10月あたりから冬仕様にしていくことも考慮し、

 

保温用の隔壁やヒーターなどの配置も踏まえて改良、増築していく予定。

 

明日のゲッコーマーケット並びに今後のイベントなどで

 

衝撃的な出会いがあっても、十分な対応ができるだろう。

 

 

工事担当

ニシアフリカ建設株式会社

「入居者お待ちしております!」