息子とおじさん | 今日もてぃだあぱ~!!

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バリで授かった個性あふれる息子(21トリソミー/ダウン症候群)との日々のあれこれや、
バリ島での思い出を思いつくままに…。

息子との旅に出る前、

 

息子のことを可愛がってくれたひとり、

 

親戚のおじさんが旅立ってしまいました。

 

 

人が亡くなるとはどういうことか。

 

おじさんの亡骸と実際に対面して「ありがとう」を言い、

 

動かない、何も言わないおじさんの姿を見て、

 

なんとなく「死」というものを感じたようです。

 

 

5ヶ月近く入院生活を送っていて、

 

小学生は面会できないと言われていたので、

 

最後におじさんと対面したのは9月のことでした。

 

食事をしないというおじさんに、

 

大好きなアイスをたくさん買っていき、一緒に食べました。

 

 

「イイ子だな~、かいとは」

 

それが、私たちが聞いたおじさんの最後の言葉でした。

 

子どもが好きな人で、渓流釣りも松茸狩りも名人級!

 

この写真はアイスを一緒に食べたときのものだけど、

 

おじさんは一口しか食べず眠ってしまいました。

 

この数日後に入院。

 

そして、息子の誕生日の前に亡くなってしまいました。

 

 

葬儀翌日が、息子の10歳記念旅行への出発の日でした。

 

 

 

息子をとりまく、可愛がってくれる人たちは、

 

皆かなりの高齢者。

 

これからもたくさんの「お別れ」を経験することでしょう。

 

今のうちにう~んと可愛がってもらおうね!