『糖質制限の為の食事』

 

基本を知って自由に工夫する

 

糖質制限食のレシピ本が多く出版されています。しかし、そのようなレシピ本に頼らなくても、糖質が健康に悪い理由を十分に理解し、表の内容を基本にすれば、食材を買う時に何を買ってはいけないかは判断できます。食事には各人で好みがあるので、どのような食品が良くて、何が悪いのかを知って、あとは自分の好みに合わせて料理を工夫すれば良いと言えます。

 

健康増進と老化予防の目的の場合の食事では糖質摂取量は1日50g以下を私は推奨しています。野菜や大豆やナッツ類には少量ですが糖質が含まれており、穀類やお菓子類を全く食べなくても、野菜や大豆製食品やナッツ類を多く摂取すれば糖質摂取は1日50g程度に達します。

 

がんや神経変性疾患などの難病の治療目的では、1日の糖質摂取量を40g以下(場合によっては20g以下)に制限し、中鎖脂肪酸やω3系不飽和脂肪酸やオリーブオイルを多めに摂取するケトン食を推奨しています。糖質1日20gは野菜を普通に食べていればほぼ達してしまう量です。糖質制限の是非や許容できる糖質摂取量に関してはいろんな意見がありますが、旧石器時代に人類は長い期間、糖質摂取量は1日10gから125g程度であったという報告を基準にしています。 ここでは健康増進と老化予防を目的とした糖質制限の食事の基本を解説します。

 

 

1)砂糖や異性化液糖(果糖ブドウ糖液糖や高フルクトースコーンシロップなどと呼ばれる)の入った食品はできる限り食べないようにします。製品になった食品を購入するときはラベルの原材料名や栄養成分表示をチェックして、砂糖や異性化液糖やグルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)などの糖類を添加した食品は摂らないようにします。

 

2)穀物は基本的には摂取しません。しかし、1日の糖質摂取量を50g以下、1回の食事当たり20g以下に制限する条件であれば、少量の穀物の摂取は許容できます。その際、血糖を上げずインスリンの分泌を刺激しない食べ方があります。穀物を摂取する場合は、精白していない食材(玄米、全粒穀物、全粒粉など)を主体にします。そして、食物繊維やタンパク質の多い食品を先に食べて、糖の吸収を遅らせる工夫をします。ただし、20gの糖質というのは、おにぎり2分の1個、食パン1枚くらいしか食べられません。

 

3)糖質を減らす分、エネルギー源となる栄養素(タンパク質と脂質)をしっかり食べることが大切になります。このとき、健康に良い脂肪と悪い脂肪を知り、健康に良い脂肪(オリーブオイル、ω3系不飽和脂肪酸、中鎖脂肪酸)を多く摂取します。加工肉や赤身の肉は減らし、大豆やナッツ類や魚介類の摂取を増やします。

 

4)糖類の入った飲料水は飲まないようにします。人工甘味料の入ったカロリーゼロと表示された飲料も安全ではありません。多く飲まない方が良いと言えます。

 

5)甘い果物はあまり食べないことが大切です。果物が健康に良いというのは、それに含まれるビタミンやフラボノイドなどの抗酸化物質が含まれるからです。最近の果物は甘いだけでこのような健康に良い植物成分が少なくなっています。フルクトース(果糖)は糖化作用が強いので、加工食品に添加されているフルクトースだけでなく天然のフルクトースの摂取量を減らすことも大切です。レモンやライムのような糖類の少ない柑橘系の果物を少量摂取する程度であれば許容範囲です。

 

6)高温で調理した食品は食べ過ぎないようにします。高温で調理すると糖化最終生成物(AGE)が増えるからです。AGEは炎症と酸化ストレスを高め、組織のタンパク質のクロスリンク(架橋)を促進して、動脈硬化や皮膚の老化を促進し、寿命を短くします。

 

以上のような注意点を理解して、日常の食生活から糖質の摂取量を減らし、調理法や食べ方を工夫すると糖質の有害作用を最大限に減らすことができます。

 

 

 

 

今週は、マレーシア・クアラルンプールにて。

 

来週に選挙を控えているマレーシアで御座います。

今回の選挙は、『ナジブ』か『マハティール』かという、

大事な選挙に安定したメンタリティーで挑みたいと、

マレーシア人のクライアント様からの依頼で

今週末からやってまいりました。

 

通常通りの食事療法+メンタルサポートなのですが、

そばに付いていて欲しいとのご家族様の強いご希望で。。。

 

皆さまこんにちは。メディカル・エンジェルです。

本日は、の話題は『がんに対する自然治癒力』についてで御座います。

 

癌にいったんなってしまったら、癌細胞を攻撃する治療を受けないと治らないというのが、一般的な考えです。しかしこれは必ずしも正しくありません。少なくとも、何らかの理由で常に発生している少数の癌細胞は、免疫力が適切に維持されている限り、それが増殖する前に排除されています。

 

つまり、免疫が正常である限り、私たちの体の中では、「治療など一切受けずに、常に癌が治っている」状況にあるのです。大きな癌があってもいつのまにか自然と消えてしまう例が稀にあります。これを癌の自然退縮と呼んでいます。体の中で自然退縮を引き起こす状況を再現できれば、癌を治す事が出来ます。

 

その状況は何かを多くの研究者が研究してきました。具体的な方法はまだ見つかっていないのですが、免疫力など体の治癒システムの活性化がカギであることに多くの研究者が気付いています。全身の栄養や血行を改善して生体の新陳代謝を高め、免疫力を高めて防御システムを回復させれば、治癒力が働いて徐々に癌細胞を減らしていくことも可能なのです。現実問題として、進行した癌が、体の治癒力だけで消滅させることは極めて少ないのは事実です。

 

しかし、体の治癒力を高めることは、癌の進行を遅らせて、延命に効果があることは期待できます。癌細胞を徹底的に攻撃するのではなく、生体の免疫力や自然治癒力を高めることで、癌の進行をストップさせ、癌と共存しながら延命を計るという考え方も、これからの癌治療には必要とされています。癌に対する自然治癒力を高める上で、食事の重要性を指摘する研究は多くあります。

 

例えば、ブリティッシュコロンビア大学、フォスター博士がガンの自然退縮(消えて無くなる事)した200人を調べたところ87%は根本的に食事を大きく変えていて、その食事はほとんど菜食主義的な食事をしていたと報告しています。昔から、野菜は血液を綺麗に保ち、動物性食品(肉)は血を汚くすると信じられてきました。実際、野菜の中には抗酸化物質や血小板凝集抑制作用を有する成分が多く含まれているため、野菜の摂取は血液の循環を改善し、新陳代謝や免疫力を向上し、治癒力を増強される事も期待でき、結果として癌の再発予防や治療の効果を高める事ができます。この場合、ただ単に免疫力だけに注目するのでは十分な効果は期待できません。体全体の抵抗力と治癒力を総合的に高める視点が大切です。

 

体をつくるのは食物から取られる「栄養素」であり、自己治癒力の元も栄養素です。従って、食物を消化吸収する胃腸の働き、吸収した栄養を体の隅々まで行き渡らせるための血液循環、細胞や組織の新陳代謝を高めることが自己治癒力を高める必要条件になります。栄養が十分に行き渡り、新陳代謝が活性化すると、細胞や組織の修復や再生能力は維持され、自律神経やホルモンが正常に働いて体全体の調和が保たれ、免疫力などの体の抵抗力が十分働く事が出来るのです。このような条件が整った時に、免疫力を高めるような健康食品やサプリメントを利用すれば、抗癌力を最大限に高め、癌を自然退縮させる事も不可能ではありません。

 

 

 

皆さまこんにちは。メディカル・エンジェルです。

本日は、の話題は『自然治癒力』についてで御座います。

 

自然治癒力は、人間にもともと備わっている能力の一つだと言われています。

昔から「手当て」という言葉があるように、お腹が痛い時などに患部に手を当ててじっとしているうちに、症状が治まってしまう事があります。

 

また、風邪をひいた時、消化の良い物を食べ、暖かくして寝ていると、治る事があります。これらは人間が持つ自然治癒力のお陰といえるでしょう。私達が、痛みなどの強いストレスを感じた時、脳下垂体(のうかすいたい)からエンドルフィンという物質が分泌されます。このエンドルフィンには、麻薬のモルヒネと同じ作用、つまり痛みや不安をやわらげる力があります。

 

人間(女性)が経験する典型的な痛みは出産だと言われますが、分娩(ぶんべん)の前からエンドルフィンの活性は高まり始め、分娩(ぶんべん)時には通常の6倍にも達することがわかっています。出産のストレスと痛みに対応する為に、人間の体は自ら、エンドルフィンという麻薬をつくり出しています。

 

この事から分かるように、自然治癒力には、人間の体が病気や怪我を乗り切る為につくる「体内のくすり」が大きく働いていると考えてもいいでしょう。エンドルフィンの他にも、強心薬のジギタリスと同じ作用をする物質や、狭心症の発作を抑(おさ)えるニトログリセリンとよく似た効果をもつ物質が、私達の血管の内面(内皮細胞)から分泌されることがわかっています。また、私達が怪我をした時、傷が化膿して、膿が出る事があります。

 

膿は、侵入しようとする細菌を防ぐ為に、白血球が闘った跡なのです。白血球のような食細胞は、体内に入り込もうとする細菌を食べる事で、病気の感染を防いでいます。このような抵抗力も、人間の持つ自然治癒力の一つだと言えます。人間の体には、このような優れた治癒力が備わっていますが、時にはその能力を超えた強い病原菌が侵入することがあります。

 

また、ストレスが続くと、自然治癒力が弱まる事もあります。このような時に病気にかかると、「体内のくすり」や白血球だけでは抵抗できなくなり、くすりの助けが必要となるのです。