拝啓、愛しき君へ。
君はきっと、私のことをずっと愛してくれるよね。
ごめんね。
私は君のことを打ち消そうとして、君を好きになろうとした。
だって、君は私の全てを理解してくれたから。
ごめんね。
また会う日まで。
『 - ―――― を ――― しました - 』
――――でも、私は。
誰を好きになろうと、
逆に言えば、私が好きになった人は。
ぜんぶ、ぜんぶ壊れていく。
君へ。
君は、生きてる・・・・・?
だれか、たすけて。
私のとなりに、いちゃだめ・・・・・
だれもかれも、... . . . .行ってしまうよ?
ねえ、
ねえ・・・・・・・・。
......
あの日の、あの場所で。
こんなことをするなんて、思ってもなかったけど。
今の私は、必死に声を張り上げて、
ちっぽけなものを。
1日中、貰い続けてる。
それでも、君は儚い笑顔をうかべて。
優しすぎる言葉を、私にかけて。
去って、行くの?
・・・・どうして、
ねえ、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうして・・・・・・・・・・・・・・・・・?
運命の歯車が
もう10年前には
廻り始めていたなんて
知るわけもない。
. . . . . .
デスティニー 2013/03/02 時点
第8章まで 続く予定。