51分55秒
記憶というものは 所詮は幻影であり
達成もまた一時の夢にすぎない
何かの痕跡を残す必要も感じない
やらかした残骸の一切を残さず
静かに ひそやかに ここを去りたい 光に還りたい
テラ ( 地球 ) のどこにも見つからない場所への ホームシック
それは 物理的土地ではない
かつて 自分が浴びていた周波数 次元 状態への
強烈なる憧憬
形のない世界への恋しさ
無限なるものへのノスタルジア
物理的次元を超えた世界への渇望
思い返せば 一度たりとて 「ホームにいる」
と 寛げたことがない
どんなに美しい絶景のなかにいても
愛する人々に囲まれた瞬間であっても
いつも いつでも 思っていた
「 ここは わたしの場所ではない 」
これは なぜ これは ? と ずっと思ってきました
夜空を見あげるたび 特定の星々の対して
言葉にならん懐かしさ 思慕がこみ上げてくる
魂が太陽系を離れる際に サポートを受けて
通過するゲートは アルクトゥルス です
古い記憶が このゲートを記憶していて 憧憬を抱いとるはず
うしかい座に輝く あの鮮やかな橙色の星 アルクトゥルスを見つめるとき
懐かしき吸引力を覚えるはず
かつて そこを通過した記憶がそうさせるんやと思っています
プレアデス星団から来た魂たち
神との協働創造者になるための術を学ぶ 宇宙の大学のような場所
あの七つの星の集まりに惹かれ 理由なく涙があふれるなら
そこで過ごした記憶がある可能性がある
プレアデス経由の魂たちは 地球に欠けている調和 統合 純粋な愛を
持っているため 最も強いホームシックを感じやすい
霊的な教師を発展途上の世界へ送り出す星・シリウスを起源とする魂たちは
常に誰かを教え導く役割を担っておるように感じ
終わりなき使命感を抱いています
宇宙の心理を人間の言葉に翻訳しつづけ
異郷の地で布教活動をする宣教師のように 孤独であり責任を背負っている
星々を見上げて感じる深い憧憬
そこへ旅をしたいていう望みではなく
その根源へ還りたいという魂の叫びです
特定の戦慄を聴くと 名状しがたい何かに触れて
涙があふれてくることがあります
その美しさが心を締め付けるのは それが決して朽ちることなき永遠の美を
想起させるからです
深く心を動かされるのは それが終わりなき根源的愛の反響だからです
地球を拒絶しているのではなく
ここが永住の地ではなかったことを思い出しているにすぎない
卒業を控えた大学4年生が キャンパスライフを慈しみつつも
次なるステージへ進む準備ができている心境に似ているのです
時にそのホームシックは圧倒的で
自分が人間の営みを観察する異星人のように感じられることもあるでしょう
「 なぜ人々は これを正常なこと 自然なことだと信じられるのか ?」
彼らがまだ卒業の時を迎えていないだけなのです
彼らは 今まさに学んでいる最中なだけです
あなたが通り過ぎた体験を 彼らは 今体験しているところです
「 この地上での生が今回で最後になる 」
という 奥深く深淵からの確信
エドガーケイシーは 云いました
「魂は ただ 知っている 」
それは 頭で考えた願望でもなく 怖れからくる逃避でもない
思考 感情を超えた領域から響く絶対的な「知」
理由は説明できずとも その確信は動じない
地球から逃げ出したいわけでも 生まれ変わりを恐れているわけでもない
カリキュラムは修了し 学ぶべきことは学び 果たすべきことは終わった
長い旅路に幕が下りることを悟るのです
新しく始めるためではなく
すべてを美しく完結させるために いまここにいる
幕を開けるのではなく 閉じるための生
入学ではなく 卒業のための滞在
解消できないカルマを新たに生み出す意味があるでしょうか
手放さなければならない執着を なせまた抱え込むのでしょうか
次の人生のために積み上げることはもうありません
「次」は 存在しないのですから
自分のすべてを 使い切る
年齢を重ねるごとに 強まっていくこの感覚
淡い予感だったものが 不動となっていく
死が近づくにつれ 恐怖はなく 整ったという静寂
消えることへの準備ではない 卒業への身支度
次元を超越する準備
この感覚 この氣づきが 眠れる別の古い魂の記憶を
呼び醒ます呼び水となるかもしれない
彼らは まだ肉体を持ち旅を続ける導き手となる道を選ぶのかもしれない
また 純粋な愛から地球への再訪を選ぶものもおるでしょう
地球を卒業して 肉体という重く不自由な衣を脱ぎすて
制約 制限 分離のない世界へ
この先は より高次な 精妙な 学び舎へ
ケイシーが卒業期の魂の持つ三つの目的を語る
この最後の人生の真の目的とは ?
ひとつ 残された微細なカルマの完全解消
小さな借りを返し 些細な思考の癖を手放し
最後の許しを与え 受け取ること
第二に 変容期にある人類への奉仕
地球が巨大なシフトを迎えている今
古い魂たちは 精神安定装置として 必要とされている
変容期の地球においての 錨 となるため
第三に 体現による証明
「このゲームには終わりがある」 という動かぬ証拠となるため
いまここ最後の生
若い魂たちが経験しない特有の孤独 葛藤 疎外感があります
周囲が夢中になっている体験に退屈を感じ
人々が一喜一憂するドラマが些細に見え
世俗的な成功が無意志に思える
成熟ゆえの孤独を抱きしめる必要がある
この舞台を早く降りたい という衝動は 切実です
それは 自ら命を絶つということではなく
現実からの逃避 回避 感情の麻痺 孤独への埋没
あなたは 完結させるために ここに来たのです
完結とは 自然な幕引きが訪れるその瞬間まで
そこに存在しつづけること その重圧
次元を隔てるベールが薄くなり 先にある世界が感覚が伝わってくる
癒しが必要であれば 癒し
許しか必要であれば 赦し
届けるべきギフトがあるなら手渡し
世界を救うためにここにいるのではなく
自分の役割を全うするためにここにいることを忘れないように
すべての人を目覚めさせることはできません
縁のあるものだけでよいのです
シンプルを愛せ これ以上何かを溜め込まないように
更なる達成を追い求めることのなきように
幾多の転生を通じて得た 洞察 理解 真理を おしみなく
そして 学生が卒業式に備えるように準備をせよ
いまここにいる真意 を 思い出すこと
思い出すことは 最後の必須科目です
「自覚した古い魂として」
すべては過去にも起きており やがて過ぎ去ることを 知らせる者
ありがとう 感謝で幕を引く
ありがとう 敬意を持って卒業すること
祝福を残して去ること
地球という学び舎を巣立つ卒業
あなたが強く強く抱く 「 もう十分だ 」
という感覚 それは精神のバランスを崩したわけではない
魂の役割が完了したという合図なのです
その疲れは 単なる肉体疲労ではない
魂が 本来の居場所へ還りたいという 郷愁
しかし 肉体が自然な最期を迎えるその瞬間まで
この地上で果たすべき役目があります
完全にやり遂げ 意識を高く保ちながら準備を整えてください
そのときがくれば すべてわかります
本来の目的を想起し 故郷へ還る準備が整ったことを
宇宙全体に宣言しましょう
誰かに 記憶される必要もない
証明とは 疑う者のためにある
ときに思う
これ 鬱 ?
いや 違うと 思い直す
これは 準備
