チャオチャオ~
あたちの おともだちぃぃ~ ![]()
二度の脳梗塞で 重度の障害が残った夫は
狭心症の発作を 繰り返しながら 自宅療養を続けている
ときおり 人との接触を求めて 外出もする
冬のある日
急に思いたって 遊園地に でかけた
広場の隅に 車椅子を止め
私は 傍らに立って 元気に走り回る子供たちを見ていた
思ったより寒く 早く帰らねばと思っていた
そのとき 広場に歓声があがった
あひるが現れ 子供たちが 駆け寄ったのだ
ところが
その あひるさんは 子供たちを かき分けて
どんどん こちらへ 近づいてくる
私たちのいる 広場の隅のほうへ
そして
車椅子に乗った 夫の前に来ると
大きく一礼して 大きな手で
夫の背中を なでてくれた
二度 三度
突然の出来事に 私たちも まわりの人も驚いていた
夫の背中をなでて それから こんどは
私の腕をさすり 両手で包み込んでくれた
大きな白い温かい手で ・・・
優しさが 老いた二人を包み
その温かさが まわりに広がって
見ていた人たちのあいだから 拍手が起こっていた
夫の顔を見ると 涙が ほろほろ頬を伝わっている
寒さも 風の冷たさも 忘れていた
「 やさしさを ありがとう 」
と云うのが 精一杯の感謝の言葉
あひるさんは うんうん と うなずいて
もう一度 夫の背中をなでて
それから
子供たちのほうへ かけていった
大分県別府市 73才女性
![]()
きのうの バレンタインデーは
ありがとっ を 形にして 伝える日
いつも ありがたいことに 気づけん人は 気づくことに
いつも 言葉に できひん人は 言葉に
いつも 行動に できひん人は 行動に
想像を 創造に していく日
イメージを リアルに していく日
ありがとっ 思ってるだけじゃ 足りん足りん
ありがとっ 云うてるだけじゃ 足りん足りん
手をかえ 品をかえ 表現をかえ
バリエーション豊かに 伝えていくこと
あたりまえに 思っていることを 見直すこと
見直すと 新しい発見が 見えてくるねんよ
そしたら また 新しい ありがとっ が 生まれてくるやんな
そしたら また 伝えなおして いくんやよ
感謝をたてて あらゆることを 始めていく人
そこが 目標
そこは おもろぅないことにも ありがとっ が できるねん
めくるめく魅惑の世界やわぁ~
さぁ~ アクションをおこそう 
おともだちぃぃ~にとって
ありがとっ を 伝えたいひとは ものは 場所は 何かな ![]()
自分のでける ありがとっ の ステージは
どこかな
どんなかな ![]()
さぁ~ 届けに いこう いこいこ~
おともだちぃぃ~の ありがとっ を
ひとつしたら それがな
水面に広がる波紋のように 広がって 伝染していくねん
それが つながって つながって
数時間後には 地球の裏側にまで 届いとぅ~よっ
明日には 
木星 水星 あたりに 
明後日あたりには
アンドロメダ銀河 プレアデス星団 あたり~ ![]()
おともだちぃぃ~ みんなみんなには
そんな 無限の力が 内蔵されてんねん
すっごいやろ~
自分の持ち場で よろぺこり~ん (。◕‿◕。)
たのんだで~ ![]()
