チャオチャオ~
あたちの おともだちぃぃ ~~ ![]()
その木は うなだれて
ぼそっ ぼそっと 話し始めたのん
「 花の時期に
人間たちが やんややんやと 集まる仲間がおる
まだか まだかと 毎日 訪ねてくるものが ぎょーさんおる
わしは 花を咲かせられんから 人間たちが 愛でてはくれん
実のなる仲間には![]()
![]()
![]()
人間たちが 満面の笑顔で 集まる
わしは 実も つれられへんから 人間たちの笑顔に 包まれることはない
赤や黄色の
錦をまとう 仲間たちには
人間たちが 我先にと 一緒の記念撮影を しておる
わしは 赤や黄色の錦を まとわんから 人間たちの関心が集まらん
瑞々しい 新芽も
あまり 吹かん
何の 何の役にも たっとらん ……… ![]()
![]()
」
あたちは その木に 抱きついて 云ってんよ 
「 暑い日に 木陰を作ってくれはってるやーん 」
大きな 大きな 緑の日傘 ~
」
「 木の根元あたりには 心地よい 風かて
吹いとぅ~し
スンスン クンクン フィットンチットの ええ匂いも してるでぇ~ 」
「 ここに 隠れたら
弱虫小虫の あたちの 泣きっ面かて
隠してくれるぅ~
だいじ だいじぃぃ~な 場所なんやよっ 」
「 あたちが 抱きついて 地団駄ふんだかて
どっしり 受け止めてくれてるやん ? ! 」
「 小鳥たちも
ここが 安眠の宿とちゃうのん 」
「 やんちゃ盛りの 子供たちが 登り降りするんかて
しっかり どっしりしよるからやで 」
「 木は 表の出ているのんと 同じだけの質量の根っこを持ってる
だから ここらあたりは 地面が 網の目の根っこで 
ぎゅーーーっと 締まってる 安全地帯やねんよ 」
ふと 気がついたら
あたちは 花や 木々や 鳥たちや 風といっしょに
大きな光の輪の中に 抱きとめられていたんやよ
何も 怖れるものはない
ただ しあわせに 満ちたりておったらええのんやと
さしのべられた 光が あたちに 教えてくれた気がしたのん
半端ものやけど それでいい
失敗だらけやけど それでええ
このまんまでいい ~~
うんうん ♪♫♬♪ まっすぐ まっすぐ 生きよう ![]()

