岡田有希子さんの写真集。タイトルは『SWEET LOVE DREAM』。表紙を開くと、この写真から始まります。




大きく広がる海をバックに佇むユッコさん。
まあ、また妄想話になってしまうのですが…写真を見ていると追いかけるように頭の中で『砂に消えた涙』という曲が流れまして。
この曲、元はミーナ・マッツィーニというイタリアの歌手が1960年半ばにリリースした曲で日本でもたくさんの歌手にカヴァーされました。
ここでは、個人的に一番耳馴染みのあるザ・ピーナッツバージョンを貼り付けておきます。


別れた恋人との思い出を捨てるため海を訪れたひとりの女性。相手に対する想いや贈られたプレゼントはすべて砂に埋めて涙ながらの決別。
「いっそ全部海に流れてしまえ!」


写真集にはユッコさんが書いた詩も掲載されているのですが、世界観が『砂に消えた涙』と似てると勝手に思っています。

詩人だなあ…。


海辺で物憂げな表情を見せたり、おどけたポーズを取るユッコさん。ああ、愛おしいね…







ところで、竹内まりや師匠も『砂に消えた涙』をカヴァーしていたのですね。知らなかった〜。まだまだ勉強不足ですな。




ユッコさん&海の写真を見ていたら十月の人魚が聴きたくなって、通勤の行き帰りに久しぶりに聴きました。
これまでに何度も耳にしているのに、少し間隔が空いただけで胸キュンさせながらとても新鮮な気持ちで聴くことができるんですよ。ユッコソングって何とも不思議。