本来ならば、1986年5,月14日に発売されるはずだった『花のイマージュ』。その日からもうすぐ36年が経とうとしています。



「幻のシングル」と言われ、また、テレビ等で歌われることもなかったのでユッコファンならユッコさんの歌う姿を想像した事が一度はあるのではないでしょうか?私は何十回も想像しました(笑)

どんな髪型、どんな衣装、どんな振り付けで・・今こうして記事書きながらまた妄想か始まりました飛び出すハート


それにしても、本当にいい声です。張りがあって艶っぽくて、3年目とは思えないほどの変貌ぶりだと思います。

BOX収録なので厳密にはシングル曲とは言えないのですが、自分の中では9枚目シングルとして位置づけしています。そういった意味では、全9曲の中でNo.1と言ってもいい存在の曲です。


ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、花のイマージュには原曲があります。

作詞・作曲・編曲すべてを手掛けたかしぶち哲郎さんが高校生の時に作ったピアノ曲です。

私はその事を知らなくて、1年ほど前にかしぶちさんファンの方から教えて頂き、わざわざブログに貼り付けもして頂きました。本当に感謝しております。

原題は『Piano No.13「夜明け」』といいます。

花のイマージュよりもテンポがかなりゆっくりめで、しっとりとした曲調です。初めて聴いた時はそのインパクトや、花のイマージュとして作られる20年近く前に既に原型があったという事実が入り交じり、胸が詰まる思いになりました。


かしぶちさんにとって思い入れの深かったであろう曲をユッコさんに提供するという事は、かなり力を入れていたのではないかと勝手に考えています。発売中止になってしまったのはきっと残念に思ったはず。



その時の記事をリブログさせて頂こうと思っていたのですが、既に削除されてしまっていました。

以前、私が血まなこになって探し(大げさ)、あるところで見つけた音源を貼っておきます。都合により最初の部分が少し切れています。

かしぶちさん高校生当時の演奏です。興味のある方はぜひご一聴下さい。