「月刊明星」1986年6月号。ユッコさん明星最後の登場となった号です。

以前から探していたところ最近になって古書店さん(ネット)で見つけ、購入する事ができました。

3月31日に取材をしたという通常記事の前ページに、これまでに撮影された写真を載せた追悼ページが綴じ込まれています。

この号は当時にも購入しました。ユッコさんのページを開いた時、誌面がエアメール風のふちどりだったりとか、記事を見て思い出した部分もところどころあり、35年前に時が戻ったようでした。(記事は横浜を訪問したり、スイスでの撮影の時共演した子供たちに手紙を書く、という内容でした)

全ページを貼っておきます。本文は見づらいかと思いますが、もしよかったらユッコさんの姿だけでもご覧頂ければと思います。











ここからは通常記事








右下の文に編集の方の哀しみが込められています。(以下引用)

ユッコ、キミは、いつもひとりで大きな荷物を背負い込みすぎていた。
自分をいつも厳しく律していた。
でも、そんなに大きな悲しみは、ひとりだけで背負う必要はなかったのに…。
たくさんのファン、友だちもいたのに…。
ボクたちは、キミの笑顔を忘れない。



付録のヤンソン(歌本)です。
新曲紹介として掲載されましたが、結局幻のシングルに…。


本来ならば、この先もずっと誌上でユッコさんの笑顔を見ることができ、花のイマージュもシングル発売されるはずだったのです。
ここで止まってしまったけれど、ギリギリまで頑張ってくれたユッコさんの生きた証ですね。昭和から平成、令和の世になってもこうして語られるユッコさん、スゴいぞ。