鍵と鍵穴の関係(いじめの構造) | ヒーリングルーム Angel touch

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【より善く生きるためのヒント】
として、
癒しのステップに役立つヒントを綴っていきます。

 
人間関係は
「カギと鍵穴の関係」に例えることができます。
 
良くも悪くも、カギと鍵穴のようにお互いに「ハマる」ことがないと、
関係性は成立しません。
 
 
良い関係性、フラットな関係性であればもちろん良いのですが、
「パワーゲーム」になってしまうことも少なくありません。
 
どちらかにパワーがあり、
どちらかがそのパワーに支配されたり、
パワーのある方に力を奪われる、
という構図です。
 
実際に、
私たちはあちこちでパワーゲームをしているのです。
(パワーゲームを辞めると、生きるのが格段に楽になります)
 
 
ゲームが行われる関係性は様々です。
 
親子、兄弟、上司と部下、先生と生徒、、、
友人関係も然りです。
 
友人同士であっても、対等であることばかりではなく、
パワーゲームはよく起こります。
 
 
 
パワーゲームのわかりやすい例として、
今回は、
 
「いじめの問題」
 
についてお話いたしましょう。
 
 
 
いじめる側は自分の鍵穴に合う人をとても上手に見つけ出します。
 
それは無意識にやっていることなので、
本人は気づいていませんが、
「即座に見つけ出す」と言っても過言ではありません。
 
私たちは無意識にエネルギーを見て生きており、
自分に共鳴するエネルギーを引き寄せるからです。
 
なぜそういう人を見つけ出すかというと、
内側にあるフラストレーションをぶつける場所を求めているから。
 
いじわるをする人の問題は、
 
その人が不幸である
(自分は満たされていない、と感じている)
 
ということです。
 
自分が幸せではなく、
不満や不足がたくさんあり、
それを誰かにぶつけたいのです。
 
自分で抱えているだけでは辛いから。
 
そして、ぶつけた時に、
それを受け取ってもらえないとぶつける意味がありませんから、
ちゃんとサンドバッグになってくれる人を探しだします。
 
スルーされたり、
やり返されたりしたら困るので、
ちゃんと「選んで」いるのです。
 
ちゃんといじめられてくれそうな人、
自分より弱くてやり返してこない人にやっています。
 
つまり、「意地悪をする人」は
心の中に何らかの惨めな辛い状態を持っている人、
ということができます。
 
 
 
一方、
いじめられる側は、
「いじめられやすい」というエネルギーを既に持ってしまっています。
 
自己肯定感の低さから、
無意識下では自分にそういうことが起こることを許容してしまっており、
 
「私の世界はこういうものだ」
 
と思ってしまっています。
 
その結果、
そのエネルギー(鍵穴)にハマる人
(つまりいじめる人)に引き寄せられてしまうのです。
 
 
 
 
このような視点で見た場合、
いじめる側、いじめられている側、
どちら側も問題を抱えていることがわかると思います。
 
どちらも「辛さ」を抱えていて、
自分の問題を解決する「強さ」がありません。
 
いじめる人もいじめられる人も、
内面の状態が変わらない限り、
相手を変えて同じことを繰り返すことになります。
 
だからいじめの問題がなくならないのです。
 
 
 
 (どんな世界に見える?)
 
 
 
自分の周りの人は自分自身が引き寄せています。
 
引き寄せてしまっている、
という言い方もできると思います。
 
 
だからこそ、
子どもでも大人でも、
いじめられていたり虐げられているケースの場合、
根本的に解決するには、
強さと自己肯定感を身につけ、
「引き寄せる人」を変えていかなければなりません。
 
 
残念ながら、
「いじわるをする人」
はどこにでもいます。
 
でも、それが自分に向けられてしまうかどうかは、
自分自身の状態に関係します。
 
 
「私はどんな人からも、
こんな仕打ちをされる理由はない」
 
と本当に思えるようになれば、
いじわるをしてくるような人とは共鳴しなくなり、
ターゲットにはならなくなります。
 
接することがなくなるだけでなく、
そもそも自分の周り(自分の世界)にそういう人が登場しなくなる

つまり、
自分の鍵穴にハマる人が変わってくるのです。
 

 
(アタシの世界は、お花畑!!)
 
 
 
エネルギーが変わり、
自分の潜在意識の状態が変わる
 
それによって私たちは別の現実
(別の鍵)を引き寄せるようになります。
 
いくら「いじめられたくない」と思っても、
いじめられている現実があるのだとしたら、
それを引き寄せてしまう自分の状態がある、
ということ。
 
根本的な部分で自己肯定感や自信の問題を解決する必要がある、
ということなのです。
 
 
 
ひとつの例をご紹介します。
会社の上司から理不尽な対応をされ続けている方がいました。
 
「それは完全にパワハラ」
という状態なのですが、
なかなか主張できる強さも出せずに悩み続けていました。
 
ところが、ある日、ものすごく腹が立ち、
その晩ついに
「今度言われたら絶対に言い返してやろう」
と思ったそうです。
 
するとあら不思議。。。
次の日から上司の態度が変わってしまいました。
 
意地悪をされなくなったのです。
 
彼女は何も言ってないし、何もしていません。
でも、彼女の世界に起こることは変わりました。
 
エネルギーと意識が変われば、
そういうことが起こります。
 
私たちは本当は、
エネルギーでやり取りをしているから
です。
 
 
 
 
 
 
子どものいじめの問題で悩むお母さんは多いですが、
その場合、自分自身もいじめられた経験がある方が多いと感じます。
 
ひとつ理解しなければいけないのは、
 
子どもには母親のエネルギーがうつっていく
 
母親の思考は子どもに吸収される
 
ということです。
 
 
赤ちゃんは、お腹にいる時からずっと、
母親のエネルギーをもらい続けて育ちます。
そこには思考や感情が含まれます。
物理的な栄養だけもらっているわけではないのです。
 
そして生まれてからも同様に、空気のように吸い続けて育ちます。
 
言葉で説明したりしつけたわけではないことだからこそ、
どんなものを子どもに「与えて」いるのかについて、
親は自分自身を見つめなければなりません。
 
いじめられた経験のある母親の子どもがいじめられてしまう傾向にあるのは、
「いじめられる運命」をもらっているからではありません。
 
自己肯定感の低さ、
自信のなさ、
物事の考え方、捉え方をもらっているのです。
 
だからこそ、
子どものいじめの問題を解決するには、
まずお母さん(お父さん)が自己肯定感を取り戻し、
自分に自信を持てるようになることが重要です。
 
親のエネルギーが変われば、
子どもはそれを「吸い込む」のですから、
結果として子どもの状況も変わるです。
 
 
そして
「自分がそうだったから、
子どももそうなってしまうのではないか」
 
という思考を捨てること。
 
 
子どもは子どもです。
同じになるわけではありません。
 
親の想いを重石のように乗せてしまうことが一番負担になります。
 
「どうだったらいいのか」
 
ということに意識を向け、
 
「この子は大丈夫」
 
と信頼してください。
 
 
 そう、
心配ではなく、
信頼を選択しましょう。
 
 
 
 
 
 
 

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