あるてみすてんぷるの沙羅です。
自己の神性講座を受講してくださっている方々が自分の内をみる、
ということに磨きがかかっていくのが目に見えてわかります。
講座の始めに発表をしていただくのですが、その発表の内容が
起こっていることをわたくしごととして捉え、どんな感情を感じ
どんな気付きを得たのか、という導き出しが上手になっていらっしゃる。
その時、色々な邪な感情が出てきますが、それを悪いことだと思って
無かったことにしてしまう、あるいはいい自分を演じて蓋をしないようにしてください
とお願いしています。
要は綺麗にまとめようとしないと言えるかもしれませんね。
気付いて変えていけばいい。ただそれだけです。
仏教では三毒というものがあります。
その三毒の中の一つが「愚痴」。
仏教で「愚痴」というのはグチグチネチネチいう愚痴ではなく無明のことを言います。
東京大学の柳幹康先生は「愚かさといっても様々あるが、白隠禅師が最も
問題視しているのが、輪廻に対する不信になる。」とおっしゃっています。
白隠禅師は「人は死ねば灯の火が消えるように、一体どんな天堂や地獄が
あるというのだ。このような「断見」は恐るべき邪見である。
これより愚かなことはない。」と述べています。
「断見」とは輪廻を否定するものの見方で、人は死んだらそれで終わりということを断ずる、
ということです。
死んで終わり、という考えが罷り通ったら好き勝手を生きる人が続出です。
それは神がいない思想になります。
神を忘れた民族は落ちますよね。
お天道様でもいいですよ。
仏さまでもいい。
何でもいいです。自分が信じるものであれば。
自分が行った行為からは逃れられず、エドガー・ケイシーのリーディングに
よく出てくる「人は蒔いたものを刈り取る」。これにつきます。
この思想が根底にあると、自分の行いが自ずと正されますよね。
輪廻を信じる思想が世界中の皆さまに広がるとよいな~^^
そして、皆で高めあいながらいけるとよいな~^^
そして、目の前のことは機会として捉えてくださる方が増えるとよいな~^^