泥と曼荼羅

最近、インスタに過去の曼荼羅をアップしていますが、私が初めて曼荼羅を描き始めたのが２０１１年、つまり、震災の年だったのもあって、結構その時の恐怖だったり不安だったりが出ているな～と思います。

例えばこれとか。

（これらはお嫁入しなかったので(笑)手元にあり、写真に撮りました＾＾　若干汚れてしまっているけど）

これとか。

曼荼羅って本当にその時の自分が出るし、描きながら自分と向き合う感じに自然となります。

あ～今の私はこういう感じなんだな～とか、

綺麗に見せようとしたけど、やっぱり今は恐怖が強いからこういう色の方が落ち着くな～とか。

本当に写し鏡のようにその時の自分が出てしまいます。

というか、そうじゃないとすっきりしないし、なんだか上っ面で描いたような曼荼羅になってしまう(笑)

綺麗な色だけで曼荼羅を描いていると、時々気持ちにずれが生じてきて、時々黒黒しい曼荼羅とか、どろどろしい曼荼羅とか描きたくなる

こういうのとか。

どうせ描くなら綺麗な色合いの方がいいかもだけど、実はこういう曼荼羅を描いた方がめちゃめちゃスッキリ

する時があります(笑)

きっと、曼荼羅を描くことで吐き出しているんだと思う。

だからその時の気持ちのまま表現できるとすっきりするのかもしれない

人でもそうなんだけど、きれいなことばかり、強いところだけ見せている人より、ダークな部分、弱い部分を見せている人の方が、私は魅力的に感じる

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