先日パステル和アート準インストラクター養成講座を受けてくださった方がご自身のブログで書いてくださっていましたが、私も同じように思ったことがあります。
今日は3回目のパステル和(なごみ)アートでした♪ この準インストラクター講座は、後1回で終...
「これまでなんだか怖くて使えなかった
![まるちゃん風](https://emoji.ameba.jp/img/user/oa/oakhill/1491.gif)
とご自身の記事で書かれていましたが、私も以前全く同じように思ったんですよね。
パステルっていうと綺麗な色、優しい色合いという感じで、最初はそういう色だけ使っていました。
でも、この講座の中で怒りの絵や悲しみの絵など、感情アートを描いていくものがあって、それをするようになってから暗い色やあまり綺麗じゃない色とかもすごく好きになりました。
これって自分の醜い部分や弱い部分は見たくない、というのと通じるものがあるように感じていました。
でも、光と闇、陰と陽、明と暗、強と弱、静と動、どちらもあって当然で、どちらかだけということはない。
どうしても綺麗じゃない色や美しい感情じゃないものって、見たくない、向き合いたくないと思いがちだけど、実はそこを受け入れることが本来の自分に近づくということなんじゃないかなと思ったりもします。
「醜い感情、怒りの感情は出してはいけない」
そう思えば思うほど、奥底の方で何年何十年(過去世とかにいたっては何百年何千年)と抑圧され続けているわけで。
でも人間だから。
どんな感情も、湧き出てくるのは自然の事。
だったらそれを抑えるんではなく見て見ぬふりするんではなく、出していい場所で出していく。
どうしてそういう感情になったのか、原因部分を探していく。
無理に押し込めすぎるといずれ病気となって出たり、なんらかの形で出てくると思うから。
怒りは出していいんだよ。
あなたが怒っているのは、誰に対して?
何に対して?
無理にその怒りを鎮めようとしなくていい。
「怒ってはいけない」と無理に思わなくていい。
ただその感情を認めてあげるだけでいい。
そしてこれまでセッションを受けていただいてきたみなさんを見て、そして私自身でも言えることなんだけど、
怒りの下には別の感情もある、
ということ。
本当は愛されたかった。
本当は大切にされたかった。
本当は悲しかった。
本当は寂しかった。
本当は大好きだった。
本当は抱きしめてほしかった。
本当は認めてほしかった。
でも、叶わなかった。
結果としてそれが「怒り」になった、ということがある。
だから、こういう感情が「怒り」の下にあるなら、まずはその怒りを出さないとみえてこない。
怒りを出す必要がある。
時間をかけて解放して行く必要がある場合もある。
今すぐわからなくてもいいんだよ。
ただ、今の感情を一つずつ解放して行こう。
最近、怒りの感情を出す必要がある方が多いように感じています。
昨日も講座の中である方とお話ししましたが、「セッション前にこの怒りの絵を描いてもらって、そのあとにセッションというのもいいかもですね」と。
何が出て行っているのかわからなくても、「自分には怒りがない」と思っている方でも、この怒りの絵ってみなさん描きだすと徐々に出てくるんです。
過去の怒り、あると思っていなかった怒りが。
そして、出せるとすっきりする。
パステル和アート準インストラクターの方でセッションなどされている方は、怒りの絵と(悲しみの絵でも)セッションを組み合わせるのもいいかもしれませんね。