インナーチャイルドカウンセリングセラピスト講座受講生が対象となる、「カードを使ったカウンセリング講座」のティーチャーコーステキストの大半が出来てきました。
今回のティーチャーコースでは、
・両親のインナーチャイルドを癒す方法
・アダルトチルドレンについて
を具体的に盛り込んでいます。そういうこともあり、当初の予定よりもはるかにテキスト量が増えました(^o^;)
やはりインナーチャイルドセッションをしていくうちに、「この方はアダルトチルドレンではないか」と感じることも多くなってきて、受講生のみなさんがセッションをされていくなかでもそう感じるクライアント様に出会わせられているように感じたからです。
アダルトチルドレンも奥が深いです。一概に言えないところもありますので、様々なケースでご紹介したいと思っています。これから様々なクライアント様や受講生に対応していかれるために、知識として習得しておいていただきたいことをお伝えしたいと思っています。
それと、両親のインナーチャイルドを癒す方法。
これは本当につい最近生まれた技法?ですが、これがまたここ最近いろいろな方にセッションをさせていただくと、この必要がある方がいらっしゃって、その効果を実感できたので、このティーチャーコースの方で具体的にご説明をしたいと思っています。
そういえば、最近このティーチャーコースのテキストを作っていてある資料を見ながら思い出したことがあったので。
先日、ある方がインナーチャイルドセッションを受けてくださり、その時に話したこと。
それは
「投影」
ということについて。
自分のまわりにいる人、クライアント様、家族、友達、どんな人がいますか?ということなんですよね。
私のまわりには「怒っている人が多いんです」という場合、ご自身の中に「誰かに対しての怒り」があるのかもしれません。
その「誰か」というのは、実は子供のころのお父さんだったり、お母さんだったり。
遠い昔のことだから、「もう過去のこと」と思いがちで、だからもう終わったことだと見ないふりをしてきた感情。
でも、それは本当は「未完了」なのです。
インナーチャイルドにしてみたら、まだ終わっていないのです。
投影は、ある意味わかりやすいのかもしれません。
「わかってほしい」という人が多いなら、あなたの中に「わかってほしい」インナーチャイルドがいる。
「理不尽だ」という人が多いなら、あなたの中に「理不尽だ」と思っているインナーチャイルドがいる。
誰かが「うらやましい」なら、どうしてその人がうらやましいのか。
誰かのことがすごく「気になる」なら、どうして気になるのか。
外を見て、内を見る。
投影は、自分の内側が、外側に映し出されているものだからね。
投影
相手や状況の中に見えるものは、必ず自分のなかにあるものであり、自分のなかにあるものしか、相手や状況のなかに見ることができない。