旦那の主治医と犬猿の仲なのに | [天使の卵] 女神塾 宮城県 仙台

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2009年~「天使の卵 女神塾」 開校。

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昨日、旦那は一か月に一度のいつもの検査。

今は二か月に一回CTの検査をしているけど、それ以外は血液検査のみ。(たぶん^^;)


で、昨日も主治医と話したそうなんだけど、この主治医、前に私がくってかかった先生。
このときね↓

今から決戦


年のころ、たぶん30代。

「なんでそんな一方的に言うんですか!」

「なんでそんなガイドラインガイドラインって型にはまったことしか言わないんですか!」

「なんでもっと人の気持ちわかってあげようとしないんですか!」

って心の中で納得いかないことがいくつもあって、旦那そっちのけで私一人で病院に行き、主治医と直接対決。

自分の命がかかる選択をするとき、そんなに情報もよくわからない中、「じゃ、これで」と、まるで今日のお昼はこれ食べよう、と決めるように簡単に決められる人っているんだろうか。

それを決断できない人を、いらいらしながら「早くしなさい」というのが普通なんだろうか。

普段あまり怒らない私もこのときは「納得いかない!!!」と決戦にふさわしく?普段めったに着ないスーツを着てびしっと決めて行った(笑)

私の中では決戦前の太鼓がどんどこ鳴っていた。心臓もばくばくした。
だって一歩間違えたら先生を大激怒させるかもしれない。

だけど、どうも納得がいかなかった。

だから、先生はどうしてそういうことを言うのかちゃんと聞きたかった。

どうして急かさせるのか、急がなかったらどうなるのか、その辺もちゃんと聞きたかった。

旦那を通してしかわからなかったから、どうしてそういうのか。

その結果、直接話して、ほかの先生にお世話になるかもしれないことも視野に入れることを主治医に話した。


そして、先生が言う、その一つの選択肢しか本当にないのか。

私たち素人にはわからない、もっと別の方法はないのか。

時間がないとせかされても、命がかかわることをそんな簡単に選ぶことはできません、と。

じっくり納得いくまで自分たちの目で見て聞きたいですと。


そして実際、治療をせかす主治医の了解を得て、ほかの先生たちから意見を聞きまわった。
ご縁があったある先生はカンファレンスを開いてくださってその科の先生方の意見も聞いてくださった。

その他にもいろんな科の先生の話、いろんな治療法の話、いろんな情報を調べ、いろいろ回ったうえで、最終的に、主治医のもとへ戻った。

理由は、主治医の言わんとしたこともわかったことはあったことと、若い先生ながら、「傲慢」ではない、強い「信念」をお持ちであることが話していてわかったから。

「こうなるとこうなる可能性がある、だから僕はこうしたい」、と。

抑圧的なものにも負けず、誰が何と言っても自分は自分のやり方が一番の策だと思っている、というのが伝わってきたから。

「ほかの先生のところに行ってもいい、でも僕はこう思う」、とその一連があったことで、私はある意味、主治医を初めて認めることになった。

とはいっても、主治医から最初に提示された治療法は旦那も納得しなかったので断った。

それでもやっぱり旦那は一番主治医がいいのだそうで。
ほかの先生たちを見て回って、旦那はそれを感じたのもあったみたいだった。


でも私もそうだった。

いろいろ聞きまわって、いろんな先生と会って、なんだかんだいってこの主治医かもしれないと。


主治医からしたら、そんな患者さんはあまりいなかったのかもしれない。

「患者は言うこと聞くのが普通」と思っていたのかもしれない。

だからすんなりいうことを聞かない私たちにすごく怒って、「なんで言うこと聞かないのか」、といらいらしていたんだと思う。


「前例がないので、こういう場合はガイドラインに従うしかなくて・・・、」
とか
「前例がないのでなんともいえないんですが・・・」
とか
「治る見込みはないんですが・・・」
とか
「副作用は結構ひどいと思うので・・・」

とかそんな言葉で納得して、「はいそうですか、それじゃその治療法でお願いします」、なんて言えないでしょって。


最初はこちらの状況や気持ちも聞く耳持たない先生だった。

でも、あの決戦 から、本当に主治医が変わったんだ。

よく話を聞いてくれるようになった。
旦那に聞いても、それまではほんとうにぶっきらぼうで、いつも機嫌悪そうで言いたいことも言えなかったり、聞きたいことも聞けなかったりして旦那はびくびくしていたそうなんだけど、先生が前よりもかなり優しくなった、と。

それまでは、体を半分だけこちらに向けて上半身はデスクに向かい、パソコンに向かいながら難しい顔して淡々と事務的なことしか言わなかった。

でも、その決戦のあと行ったとき、体を全部こちらに向けて、患者(旦那)の顔を見ながら「話す」、というよりも、「聞く」ようになっていた。

そして後ろにいる私の方にも気づかって「奥さんはどうですか?それでいいですか?」と私の意見も聞いてくれるようになった。

まったく変わったんだ。本当に。驚くほど。


そしてあの決戦のころから数か月、私はもう最近は行っていなかったんだけど、昨日旦那が主治医に聞かれたらしい。


「奥さんはお元気ですか?」って。

(あのうるさい奥さん)、って先生の中でも印象的だったのかも(^o^;)あせる




でも不思議だったのが、私も昨日たまたま旦那に聞いたんだよね。

「○○先生(主治医)、最近どう?」って。


そしたら、先生も同じく私のことを聞いていたらしい(笑)



旦那の主治医と私、犬猿わんわんサルライダーの仲みたいなのに、「通じ合っていたのかしら?」っておかしくなった。