●「親の死は過去を失くし、配偶者の死は現在を失くし、子供の死は未来を失くす」
カウンセラーの日高りえです。
愛す人を亡くすことで、次のようなとらえ方があるので、ご紹介しますね。
「親の死は過去を失くし、配偶者の死は現在を失くし、子供の死は未来を失くす」と言われています。
●親を亡くすと、
子供の頃の思い出や記憶、自分の生い立ちを失うように思えます。
つまり、過去を失くすということに繋がります。
親は一番の味方であり、安全な場を作ってくれる存在なので、大きな喪失につながります。
●配偶者を亡くすと、
いつも隣にいた人、二人三脚でやってきた人がいなくなることで、現在を失くすということに繋がります。
夫の死であれば、経済的に不安定になり、妻の死であれば、家事や子育てと任せていたものをやらなくてはいけなくなり、描いていた余生を失い、これからどんな生活が待ち受けているかと不安になります。
●子供を亡くすと、
子供には、希望に満ちあふれた未来があり、期待感も強いため、未来を失くすように思えます。
人は年齢順に亡くなっていくという思いが強いため、大きな喪失につながります。
とはいえ、親でも、配偶者でも、子供でも、兄弟でも、誰を失くしても、過去・現在・未来を失います。。
それは、人は、無意識に期待を持って生きているからです。
無意識の期待とは、
明日も平和であること、楽しんで過ごせること、幸せであること。
悪いことは起きず、穏やかな日であること。普通に過ごせること。
意識はしていなくても、無意識でそう思っています。
その期待が崩れたのですから、大きな喪失であることには間違いありません。
自分は過去を失くしたんだ。
自分は現在を失くしたんだ。
自分は未来を失くしたんだ。
そうやって、喪失を分類することで、漠然とした喪失感を、整理することができます。
心の整理が、心を軽くすることにつながります。
心を整理して、心を軽くしたら、そこから自分の未来を創っていことにつながります。
今の状況を変えて行きたい方は、個別相談がお勧めですよ。
個別相談・カウンセリング(グリーフケア・コーチング) 五反田/三田
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