認知症の親。でも悩んでない理由はね、 | ♡守護天使からの贈り物★

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天国な時間を過ごしています。
誰でも、気づけば、
それは叶う…

認知症の母が
(今日は行きたいけれど
寒いから辞めておく…)

と言うので

「大丈夫だよ、
暖かいから。
冷えがマシになるよ。
おいで。」

と声をかけて
迎えに行きました。

靴下を2枚履くなど
したらいいことさえも
もうわからないんですよね。
対策を取るなどが。

目の前の着たいジャケットすらも
どこにあるのか、
わからない。

それで
寒々としたものを着て
寒い、と連発する。

親の家に行き
わかりやすく示して
すぐに着せました。
とても嬉しそう。

いちいち、手取り足取り
かまってやらない父は
ジャケットの在り処も
わかっていたのに
自分のことしか
集中しないので
寒いと言っても
暖房の温度をあげるだけで
やってあげません。
(そんなの、目の前にあるじゃん、
それくらいは
自分のことは自分でやってよ、
買ってきたお弁当出して、
開けてあげて、
皿洗いしてあげてるんだから。)
な感じです。

構うとずっとあれこれ
構ってやらないとならなくなるのを
恐れているかのようでした。
自分の時間がなくなってしまう…と。
(気持ちはわかるよー(笑))

そうして靴下を2枚。
その中に足用のカイロを入れて
手と足の冷えの対策を
してあげました。


ほこほこ、あったか。
あっかいね、
と喜ぶ母。
冷えて痛いの、
と言う母。


認知症に親がなると
だんだんと大変になりますよね。

この先、
どうなるかはまりあにも
わかりません。

しかし。

あんまり、
悩まないんです。
背負わないんです。

ありのまま、
受け入れてる。

もありますがー

なぜなら
この人がなぜ、
認知症になるのか?
認知症を無意識レベルで
選択しているのかも
すべて理解しているから。


初めの頃は
受け入れたくなかったんです。
頭が良くて頼りにしていたから。

なので
辛かったですよ。
頼むからしっかりして、
と思いましたよ。
それと一緒に楽しめていたことが
楽しめないのも
悲しかったですよ。

なぜ、私が、この現実化を
してしまったのかなぁ?とも。

この先、
名前もわからなくなるのかなぁ?
と胸が痛みましたよ。
そればかりか
徘徊して大変になったら
どうしよう、ともね。


でも
解いていくと
するすると鮮やかに視えました。


そうするとー

魂が
心に

落ち着くんですよね。

なので

心は静かです。
必要以上に取り越し苦労はしない。
父もそんな感じです。


観察していると
そんなに
認知症の進行度合いが
なんの治療も対策も
してないのに
遅いかもしれない。。
とすら
最近は感じています。


いつ、大変なことは
起きるかは知れませんが

この日もまた
1から
「炭治郎が家族を鬼に
殺されて。。」の話を
しました。(笑)

全巻読んでますし
アニメも見せています。

数分後また
「この炭治郎が主役なの?」
と聞いてきます。

この日は
5回ほど
「そうだよ。
善逸が主役ではないよ。」
と答えました。


今、生きてくれている、
まだ、会話がそれでもできている、
もう、それだけで
楽しくて有り難いです。

何回も同じことを聞かれても
初めて話すように
答えられるようには
5年前は駄目だったかと思います。
「さっき、言ったじゃ~ん」
と言ってたり
「え?もう忘れたの?」
と言ってましたね。


5年前より
優しくなってた自分。

動じなくなってた自分。


がいました。



無理して優しい自分、
ではなく

人って

本質に戻ると
本来、愛溢れる
優しい存在なんですよ。

ただ、それだけなんです。

余計な恐れが
優しさを失くし
余裕を失くしているだけ
なんですね。






まりあ