この一帯には、
「昇り龍」と言う文字をたくさん、見かけました。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を表す
奢れる者は久からず
ただ春の世の如し
猛き人もつひには滅びぬ
ひとへに風の前の塵に同じ
…
祇園さんの時期に…
平家物語の始まり。
子供の頃に読んで以来、忘れかけています。
高熱で亡くなった、平清盛の盛り。
そして、さらに古代に遡り、蘇我家の盛り。
そののちの秀吉の盛り。
栄華はみじかきものなり。
いきなり自分の代で天に登りつめようとしますと…
昇り龍、
良き言葉なり。
されど、
飛ぶ鳥落とす勢いではないのがよろしいかと。
豪語する者は必ず
こかされる。
もちろん、ビジネスも。
スピリチュアルを表現している世界も。
スピリチュアルとは
別に、特別なものでもなく
変わったものでもなくて
まして、憧れの世界でもなく
奇妙な世界でもなくて
本質なだけ。
そこかしこにあるだけで
その気づきを見失っていただけ。
メッセージは…
自意識過剰にならない。です。
鈍感力も大切なものです。
スルーしましょう。
まりあ