こう、桜も木にそのまま出て咲いているのが好き。
報われなくたっていい。
陽の目を浴びなくても構わない。
むしろ、誤解されるだろう。
しかし
こうだと思ったことは
名誉を捨てても、なんと言われようとも
貫き通して
そして潔く辞職する。
杉原千畝さん
白洲次郎さん
私はずっと尊敬してきました。
尊敬するかたがたは他にも
たくさんいますが
そして、色んなタイプのかたがたにも惹かれますが
特に心を強く揺さぶられるのは
そんなかたがたです。
カッコイイ！
こう言うのを、男前って言うのかな？
そして…
彼らは与えられた天からの任務が
お役目が終わるとサッサと退き
世捨て人のように退くかのようにしていながらも
実は、人生を謳歌し思うように生きている。
いっけん、栄光よりも淋しい人生のように見える人は
分かってない。
やりたいように生きているから
子供の頃からの願いをそっと叶えている。
変な執着がないから満喫できている。
これ…
中世の天才歌人・西行の生き方と実に似ています。
名誉欲だの賞賛されたいだのがない。
あっさり捨てる。
むしろ、認められないことに賭ける。
惜しまれないでむしろ
非難浴びて責任とって辞める。
チヤホヤされたいもなく
命を賭けて遂行してみせる。
でも
見る目がある人たちから
慕われ、尊敬された。
もちろん、
真に長い目で見たら
何がいいのかどうなのか？
わからないことだらけです。
色んな視野から見ても
善と思ってやってきたことであっても。
杉原千畝さんと白洲次郎さんと一緒にするのは
無理があるかもしれません。
性格的にも違いますし
行ってきたことも…。
ただ、
私には西行の風のような
共通したものを感じています。
西行の風狂である精神を感じるのです。
立派な役職について、そつなく生きて、反感も買わずに、よりも
その、潔さが、惹かれてしまうのです。
その、勇気。
私は、本当のことを言って、
「商売上がったりになるから
困るから、言わないで」って…
なんだか、おかしいなぁと感じています。
例えば、
医師が製薬会社に
「すぐに完治してしまう薬は作らないでくれ、
そうでないと、リピーターの患者がすぐに治ってしまい
医院に来なくなるから、商売上がったりになる、」
って…
ねえ？ どおよ？ 苦笑
早く一刻でも治りたいのに。
もし、そんな医師が居たら…酷くない？
ゴロゴロ、居ますけどね。
薄汚い。
「あわわ、まりあさん
そんなこと、言わないでくださいよ、
うちの商売、上がったりになるじゃないですか、」
と、何かで言われたなら
「他の商売しなはれ、」と言いますね。
そして
そうじゃない医師がいます。
私はそうじゃない、小児科の医師に通いました。
本物だと思ったからです。
いざとなる時は本気で心配してくださいました。
薬を出さないから、お母さんがたには
人気がありませんでした。
古臭い医院でしたから余計に
暇、な医院でした。
しかし、最後の最後まで慕いました。
まるでとてもレトロでしたが
あの大きな古時計そのままがあり
夕陽が少しだけ差し込んだガラス窓の向こうに
静かに名医の背中が垣間見えて
そして薬を出さなくていい時は
診察代も受け取らならなかったのです。
例えば、
運気が良くなる方法を知っていながら
それは教えないで、違う方法で通わせるって…
おかしくない？
まりあのお客様の何人かはあることをご存知です。
あなたのやり方、アドバイスでは、
あまり好転しませんでした、
と、聞いたので
全額お返しします。
と、揃えて持って行きました。
不思議なことに
なぜか
あなたの言う通りでした、
と、受け取らないのでした。
常に覚悟決めて本気で
仕事しています。
常に同時に緩んで仕事しています。
あなたも自分の人生、
本気になって生きてください。
まりあのように
首を横に動かせられない酷い難病になっても
お金がなくてどうしようもなくなっても
誰でも
自分にパワーあるんです。
できますとも。
まりあ